カテゴリ:グッズ
→関連記事:シャープの電子辞書PW-G5100-Kが届いた SII、Androidベース電子辞書の英語エントリー/中国語/西語モデル - PC Watch SIIから、業界初のAndroidベースの電子辞書が発売された。 電子辞書というと、これまで、独自の電子辞書ソフトウェアを搭載し、基本、閉じた世界の組み込みソフト製品だった。 OS自体は、Linuxだったりするのかもしれないが、アプリケーションフレームワークが独自のものなので、自社でアプリが追加できるものはあっても、汎用のアプリをインストールして動くなんてのは、期待できなかった。 これは否定的な見方だけではなく、それが、メーカー固有の作りこみによる、使いやすさを実現している面もあった。 ただ、機能的に見れば、文字認識、音声認識、電子書籍表示、Webブラウザ、動画、音楽再生など、どんどん機能が増え、閉じたソフトウェア環境で、自社だけで開発するのが困難になってきていた。 なので、電子辞書がAndroidベースに移行するのは、当然の流れともいえる。 もちろん、汎用のAndroid端末とは違い、UIはキーボード重視で操作できるランチャーを搭載するだろうし、アプリや辞書も、従来から作りこまれたものを移植して搭載するだろうが、マルチメディア機能や、文字認識、音声認識などが、汎用のソフトを使えるようになることで、随分開発も楽になるだろうし、機能アップも簡単になるだろう。 コストだって、メモリ関係は増やさざるを得ないが、それ以外はスマホ/タブレット用の汎用部品を流用することで、むしろ下げられるだろう。 今回の製品は、残念ながら、マーケットから気楽にアプリをインストールすることはできないようだが、そうした電子辞書も追々出てきそうだ。 ところで、Androidのアプリケーションって、キーボードのみで操作するのが難しいアプリが多いのが、以前から不満なのだが、こうした電子辞書の登場をきっかけに、キーボードのみで操作できるアプリがもっと増えて欲しいな。 テンキー操作がもっとしやすくなれば、副次的にテレビに繋ぐSTBでの操作性もよくなるだろう。 それが、Androidの使い道を広げることにもなるはずなので、タッチパネル以外も考慮した操作性を、もう少し考えて欲しいな。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年08月27日 00時46分01秒
[グッズ] カテゴリの最新記事
|
|