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テーマ:生き方上手(647)
カテゴリ:心理・セラピー
昨日の神代植物公園での事。
入場券を買おうと並んでいたら、近くにいた中年のご夫婦(だと思う)の、 ご主人(だと思う)が、隣の奥様(だと思う…)に、 なにやら怒っていました。 奥様は、だまってお財布を覗いています。 言葉はよく聞き取れませんでしたが、払うお金の出し方について、 ご主人が文句をつけている感じでした。 私、こんな状況が苦手です。 心臓が「ドキン」とします。 「こんな所で怒らなくたって」 「奥さんの気持ちにもなってあげてよ」 「奥さんも、黙ってないで何か言えばいいのに」 列が動いたので、この後の展開は分かりませんでしたが、 どうも気になります。 何かのシーンで、感情が動かされたら、それは私が以前に感じたもの。 「誰かに理不尽に怒られて、嫌な気持ちになったこと」があったのでしょう。 そのような経験があると、その後似たような状況に出合った時、 その時の感情を思い出してしまうのです。 なんで人は怒るのでしょうか? 機嫌のいい時に怒る人はいません。 何か気持ちに引っかかりがある時、人は怒ります。 「怒り」は、感情のフタと言われています。 怒りの感情の下には「悲しみ」と「寂しさ」が隠れているのだそうです。 「悲しい」「寂しい」気持ちは、実は 「解ってもらえない」「助けてもらえない」「愛してもらえない」から。 それを認めたくない時、怒りで自分を防衛するのだそうです。 そんな関係が続くと、相手も自分の感情に蓋をしてしまいます。 縁があって一緒にいる2人が、そんな関係ではもったいないですね。 自分の「悲しい」「寂しい」に気がついて、 その感情を素直に認めることが、良い関係を築く第一歩。 なかなか難しいですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月01日 00時29分39秒
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