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カテゴリ:子育て
以前から気になっていた「子育てハッピーアドバイス」(明橋大二著)ですが、
やっと買ってきました。 著者は、スクールカウンセラーであり、 精神科医でもある方です。 それまでに書かれた子育ての本の中から、 特に大切な事、反響の大きかった事などを 加えて書かれた本だそうです。 思ったよりずっとイラストや漫画が多くて、 ちょっとビックリ! 正直「これで979円は、ちょっと高いなぁ」と思いました(^^;)。 でも読んでみると、子育てのつぼというか、本当に大切な事が、 とてもシンプルに、分かりやすく書かれています。 しかもイラストがほのぼのとして、とってもかわいくて、 見ているだけで、幸せな親子になれそうな気がしてきます♪ 困ったときの具体的な対応の仕方も、いろいろ書かれてあり、 しっかりお母さんと子供の視点に立っていて、とても暖かいものがあります。 何より最後に「子が宝なら、母親も宝」と書いてあったのが、 とっても嬉しかったです。 子育てというのは、本当に大変な作業です。 生まれたばかりの、弱々しく、頼りない赤ちゃんを、 病気にならないよう、怪我をしないよう、すくすく育つよう、 それこそ24時間体制で見守らなければなりません。 しかも身の回りの世話だけではなく、 心にも寄り添ってあげなければなりません。 それまでの生活からは、はるかに想像を超えた世界です。 子育ての本には色々書いてありますが、 書いてある通りにならないことも、たくさん起こります。 お母さんは、毎日毎日起こる出来事に、一生懸命対応しようと、 とても神経を張って暮らしています。 しかも休日もなしに。 だからお母さんは、心も体も、とても疲れます。 そして、とても孤独になりやすいのです。 私も子育て中はそんな風でした。 だから、ちょっと非難されるととても傷つくし、 少しでもいたわってもらえると、ものすごく嬉しくなったものです。 その時はそれが当たり前だと思っていました。 でも、この本によると、それはお母さんがまだ不安で、 「私は私でいい」と、自分を肯定できていないのだそうです。 そうか、私も子育て中にこの本があったら良かったなぁ。 「私は私でいい」と思えたのは、いつだったでしょう? 子供が小学校に入ったとき? 高校に入ったとき?? もしかしたら 本当にそう思えたのは、子供たちが成人してからかもしれません。 (それは今年ではないですか~!!) 当たり前に子育てをするのが、今はとっても難しい時代ですね。 イラストや漫画が多いのは、目の回るほど忙しいお母さんにも、 楽に読んでもらえるようにとの配慮だそうです。 現役のお母様方や、これからママになる予定の方に、 ぜひ読んでいただきたい本だと思いました。 今日も読んで頂いて、ありがとうございます♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月04日 16時04分42秒
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