モーツアルト記念CD
今年はモーツアルトの生誕250周年なので、私の入っている生協で、記念のCD「ベスト・オブ・モーツアルト」が発売されました。モーツアルトのCDは、私の持っている中ではけっこうあるので、大分悩んだんですが、まあ、今年限りという事で買ってみました。4枚組で、全部で46曲入っていました。 (オーケストラ編、 室内楽編、 ピアノ&フルート協奏曲編、 バイオリン&クラリネット協奏曲&歌劇その他編 という組み合わせです)もちろん何楽章もある曲は、そのうち1楽章しか入っていませんが、モーツアルトの一生を振り返る構成になっていて、なかなかおもしろかったです。モーツアルトの一生は、映画「アマデウス」でも描かれたように、一瞬のうちに輝き、燃え尽きた、まるで大輪の花火のようです。しかもどんなに生活が苦しくなっても、逆境にあっても、かえってその中から珠玉の名曲を生み出すのですから、すごいとしか言いようがありません。「天才」と呼ぶだけでは物足りない、天からの贈り物という気がします。2月6日にも書きましたが、モーツアルトは右脳に特化した天才との事。そのため、生きていく上で味わった苦労は、並大抵ではなかったのですよね。天才が身を削ってつむぎ出してくれた、至福の音楽。その音楽を味わえる喜びを、大切にしたいと思います。