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テーマ:韓国!(16990)
カテゴリ:アンニョンハセヨ

3日目つづき…

この日と最後の日は、つくづくバスの恐ろしさを痛感した。

利川バスターミナルからヤンピョンバスターミナル行きのバスに乗る。
この時、私は何の疑いもなく、ホテル近くへ行けるものとばかり思って安心していた。

段々と夕暮れが近づいてくる。

知らない街で知らないバスに乗り、こうして夕暮れの景色を見ると、私は不安でたまらなくなることがある。

早く家に帰りたい!!

そんな思いに強くかられる。

でも、不思議なぐらいそんな不安はまったくなかった。
ホテル近くまで行けると信じていたからかもしれない。

外の景色を眺めながら、睡魔に襲われ眠りこける。

やっとバスターミナルに着いた時はすっかり夜になっていた。

降りてみると、ホテル付近の様子とはまるきり違う。
バスターミナルとは言え、ホテルの間近であるはずもないので、
少し周りを歩いてみる。
が、やはりどうも景色が違う。

焦る...

ホテルに電話をしようと、公衆電話を探す。
カード用は空いているがコイン用は使用中。
暫く待つと、使っていた人が、「料金が残っているからどうぞ」と言ってくれる。

通話が、その料金内の時間に満たなかった場合、残金がある。
すぐに次の場所に電話をかければ、その残金を使うことが出来る。

ここでもまた人の親切を受けることに。
チョンマル カムサハムニダ~。

ホテルに電話をかけたものの、焦っていた私は、その取次ぎシステムをすっかり忘れていた。

・・・部屋に繋ぐ時は1を、フロントに繋ぐ時は2を・・・と
説明されているのに、ちっとも頭に入らない。
(説明はハングルと英語で)

友達との約束の時間も迫っていた。

私がうろうろしていると、近くにいたタクシーのアジョッシが寄ってきて、「どうした?」という顔で聞いてくる。(言葉はわからないけど^^;)
ホテルの地図を見せ、「ヨギ アラヨ?」(ここわかりますか?)と聞くも、
「まったく違う場所だ」という。

ええーーーっっっ!!!
私は誰?ここは何処?????状態。

アジョッシたちは、「そこへ行くなら、まずはソウルへ行きなさい」と言う。

えっ?ここ、ソウルじゃないの?

「トンソウルポストーミナルだよ」

ひええーーー!!
また、トンソウルポストーミナルかい!

言われるままに、窓口でチケットを買う。

051020-8
10/27の日記にも載せたが、下がヤンピョン→トンソウル行きのチケットW3900

時刻表を見ると、発車時間を4分過ぎていた。

あちゃー、行ったばかりだわ。。。

と思っていたら、そのバスは、今、目の前で動き出していた。

タクシーのアジョッシたちが、「行け!行け!追いかけろ!!」と言う。

ええー?走れないし、無理だよぉ~(>.<)

と半分諦め顔の私に、「行け~~~!」とアジョッシたちは私の後ろで、援護をしてくれているようだ。

うわ~、行くしかないじゃん!

バスの周りをうろつき、乗りたい!!意思を訴える。

バスのアジョッシは、私を無視。

それでも運転席側に行き、「乗せて~~~!」(もう日本語)

・・・バスが止まる。

アジョッシが運転席の窓を無表情で開ける。

「乗せてください!!」(これも日本語)

昇降口にまわって、ドアを開けてくれるだろうか…と待つ。

暫く、怒ったような顔で私を見るアジョッシ。

あー、ダメかも~。

と思った時ドアが開いた。

乗り込み、カムサハムニダ~とチケットを差し出す。
もぎってもらわなければならない。

しかし、アジョッシはしばし受け取らず、ムスっとしたあと、渋々とチケットを切る。

カムサハムニダ~

もう、言葉も他に浮かんでこない(ーー;)

バスはほぼ満席だった。
みんなの視線を感じつつ、とにかく席を探す。

・・・と、バスは急発進し、大きく曲がり出した。

自分の身体を支える間もなく、きゃあ~!と思わず声を出してしまった私の身体は、二人のアジョッシの上に乗っかってしまった(@O@;)

あちゃー。日本の恥をさらしてしまった(-_-メ)

こんな肝心な時に、ハングルが出てこない。

ごめんなさい!! と日本語。

やっと席を探して座る。

今になってみれば、あの時はこうすれば良かった、ああ言えば良かった、こう言えば良かった、と浮かんでくる。

ハングル講座の先生から、向こうのバスはすごい!(運転が荒い)と聞いていたが、まさに、私はその洗礼を受けたような気分だった。

ま、今回はギリギリ乗った私が悪いのだが。。。

しかし、ヤンピョンのタクシーのアジョッシたちは、誰も「乗って行け」とは言わなかったなぁ。
遠くて嫌だったのか、親切なのか…。
でも、親身になってみんなで私を助けてくれたことに変わりはない。
ここでも、またまた カムサハムニダ~!!

途中、大きな河(漢江?)を渡る橋がライトアップされていてきれいだった。

トンソウルに到着。

あー、かなり時間のロスだ。
友達との約束の時間は過ぎている。
またまた公衆電話を探し、ホテルにメッセージを残した。

着いてみると何やら知らない駅だ。
迷彩服を着た若い男の人たちが、兵役の休暇なのか、たくさんいた。

急いで地下鉄路線図を開く。

ここは何処?

むむむ?よくわからないけど、カンナムの外れの方?
ここからまた地下鉄を乗り継いで目的地まで行く。
結局、1時間ぐらいかかってしまった。(地下鉄W1100)


そして、帰る朝がやって来た。

hotel
ホテルからの景色
漢江(ハンガン)が目の前に見える。ブツブツ黒い点は窓の汚れ^^;


その朝は雨降りだったので、この写真は前日撮ったもの。

前夜、友達とは食事をしながら話をした。
今回の旅を振り返りながら、お互いの報告をし合う。
明日はもう会えないねー。

エレベーターの中で、別れの挨拶をする。
また、会おうね~!


ホテル前からタクシーで、バス乗り場まで行く。
タクシーのアジョッシは、しきりに「インチョンまで直接タクシーで行けばいい!」と言う。
「W60000だよ!安いよ!」
「W60000~?」
冗談じゃない!
使うときには使うけど、節約するところは締めたい今回の旅。
バス乗り場で結構!(タクシーW4000ぐらい^^;)

しかし、これがまたバスはなかなか来ないし、雨はザンザン降ってくるし。

15分ぐらい待って、やっとバスが来た!

乗り込もうとするも、私の体力はギリギリのところまで来ていて、自分の荷物さえ持ち上げられない。(軽い方なのに…)
すると、側に座っていたアジョッシがすぐに荷物を引き上げてくれた!

・・・・・・・有難くて涙が出そうだった。

カムサハムニダ~

この旅で、何度この言葉を言っただろう。

自分の身体を省みず、人の手を煩わせてまでバスに乗る私は間違っているのかもしれない。
何度もそう思った。

この帰りのバスは満席。
しっかり座席の背もたれをつかまって立っているしかなかった。
しかし、前日のことがあったので、この日は大丈夫。
ジェットコースターに乗っている時のようなもので、必死に転ばないようにつかまる。

私の様子を見ていたのだろうか。
降りる時に、バスのアジョッシが、「ケンチャナヨ?」と声をかけてくれた。
乗り込んだ時は、そんな優しそうな人に見えなかったのに(ごめんちゃい)。
その時の私には、そんなささやかな一言も心に染みた。(バスW7500)

考えてみると、2日目のサムギョプサル以外、ろくな食事をしていない。
空港ではあまり食べたくなかったが、最後に韓定食でも食べるか、と思い食べたのがこれ↓

051021-1
最後の奮発 ソルロンタンW17600

051021-2
私が乗る飛行機をパチリ

搭乗手続きを終え、搭乗までの時間が好きだ。
行く時はワクワクし、帰るときは思い出に浸る。

デジカメを出し、旅を振り返る。
旅人には優しかった韓国。
どの国もそうだが、住むのと旅をするのとではまったく違う。

でも今回親切にしてもらったことは、一つ一つ忘れられない思い出になっている。

見たい所、食べたい物がまだまだ山ほどある。

また、近いうち行ってきます^^ふふ。





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Last updated  2005年10月30日 14時19分24秒
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