『傷だらけの男たち』空気感がたまらなく好き(ちょっぴりネタバレ)
当然の如く先日行われたプレミア試写会は外れ、本日やっと映画を鑑賞。プレミアに行った友達が映画に付き合ってくれた。でもその友達も言っていたように、この映画、一度観ただけではちょっと難解です。何がって人の名前と、時間の動きが少しわかりにくい。頭の中で一生懸命組み立てながら観てました。というか・・・今日のところは、もう~「武を観に行った」と言っても過言ではないので、あまりいい感想にはならないかも^^;(勝手に金城くんを呼び捨てにさせていただいておりますが、ご気分を害した方にはお詫び致しますm(__)m あ。トニーさんもですねm(__)m)だって、武がいい!!!すごく成長した演技を見せてくれました。トニー・レオンは、言わずと知れた演技派。ある意味悪役ではあるけれど、辛く苦しい過去を引きずっている。金城武は、また新境地を開いた。こちらも哀しい過去を引きずっている。傷を持った同士。トニーは武の傷を知っているけれど、武はトニーの傷を知らない。ある殺人事件がきっかけで段々明かされていく、トニーの過去と関わっていく武の変化が興味深い。元警官同士(トニーは現在も警官。武は現在はアル中の私立探偵)の二人のやり取りは、もちろん映画の話の流れとして面白いし“深さ”を感じた。が、もう一つの見方として、俳優トニー・レオンと金城武の静かな闘いでもあるように見えた。武は、大先輩トニーには当然一目置いているけど、今回は欲目ではなく?互角に思えたのだが。。。その辺は、冷静な目を持った方の意見をお聞きしたいところです。トニーの妻役のシュー・ジンレイと武の恋人になるスー・チーも演技が素晴らしかった!決して脇役だけに留まらない、それぞれ存在感を感じました。ラストまで2時間。飽きることなく魅せてくれます。是非、劇場に足を運んでください(宣伝マンかっ)。『インファナル・アフェア』のアンドリュー・ラウ監督作品だからといって、『インファナル~第3部』ではないので、ご注意を!^^もっと色々書きたいけど、言葉が浮かんでこない^^;ノベライズは今は、ポスターやOSTと同じ表紙になっています。O.S.T.音楽も印象的