COCOON　DIARY

昨日は我が家のコロ助のダンスイベントがありました。
ショーケースで踊り、
メンバーの二人がバトルで出ました。
コロ助はショーケースのみの参戦。
バトルは4組での2on2バトルだったのですが、
コロ助のチームは残念ながら1回戦で負けてしまいました。
うーん、これが、コロ助出てなかったのに悔しくて悔しくて…
相手がどうこうじゃない、自分達の問題だ、と感じたので余計に…

サッカーにも通じることなんですけど、
安定は、時として弊害になることがあります。
競争は、焦りを生んだり空回りしたりすることもありますが、
でも、レベルを上げることにつながっていく、というメリットもありますよね。
その逆は…
チームワークがしっかりするのはいいのですが、
なんだか落ち着きすぎて物足りない…
まったりとした雰囲気に全体がなってしまうことがあります。
ショーケースなどで楽しく踊るときならいいんですが…
それがバトルやコンテストになり、戦わなくてはならないときは…
やはりただ「仲良し集団」という状態では勝てません。
ピリっとした緊張感も持っていないと…
相手というより自分に勝っていかれない気がします。
競技でダンスをやるときは、
それは持たないと仕方がない部分だとも思います。
それを持たずには、競技としてダンスをすることはできませんよね。

チームを作って1年。
ここまでの道のりは、決して平坦ではありませんでした。
メンバーも親達も手探りで、
すぐにだめになってしまうかも、という危機感の中、
がむしゃらにがんばってきた1年でした。
それだけに、「認められたい」「見せ付けたい」という気持ちが子供には少なからずあり、
それが不思議なオーラになっている、と感じていたコロ助たちのチームでした。

それが、だんだん現状に慣れてきているわけではないけれど、
チーム間の信頼関係もでき、先生との信頼関係もできてくると、
全員がレギュラー確定、という状態が、
やはり温室育ちのような状態を生んでしまうんですよね。
それを打開していくのは、一人ひとりの向上したい、という強い気持ちだと思うんですが、
小学生にそれを自発的に持ちなさい、というのは難しいことで…
仲間がバトルに負けた帰り道、
久しぶりに色々と話しながらコロ助と夫と帰ってきたのでした。
（ショーケースはすごくがんばったんですけどね…）

決してがんばっていないわけではない。
でも、取り替えられてしまうかも、というほどの危機感の中でやっているか、
というと、それはそうとは言えないのが現状で…
だったらその中でどうする？と言えば、
相手を前にした時にがむしゃらに前に出て行ける、
そういう自信を自分の中に持つことしかなくて、
それはやっぱりたくさん練習をして、自分の中に裏づけのあるものを積み上げることだけ…
一夜でどうにかなるものでもなく、
それは淡々と日々重ねていくしかないことで…
目の前に出た結果から目を背けないで、
前を向いてがんばるしかないことで…
それを失ってしまってはいけないよ、という話をしながら帰ってきたのでした。

話はしました。
ここからどうするかはコロ助しだい…
がんばってはいるけれど、そりゃ昨年からは比べられないほど成長しているけれど…
自分は今どうなっているか、と足を止めて考えてみることはときには必要だし…
謙虚にまた前を向いて、ということが大事だし…
それでもがんばれるのはダンスが好きだから、という気持ちがあるからだと思うし…
そこを自分で見つめてほしいな、と感じました。