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カテゴリ:うちめし
数年前に漬けた、干しあんずとクコのお酒。
流しの下のスペースにしまってあるので、 時折思い出したように飲むだけで、 なかなか減らずにいた。 ようやく3リットルの広口瓶の半分以下になり、 残った杏とクコをどうしたものかと思案していた。 生で食べるよりもミネラルがたっぷり摂れる干しあんずと、 抗老化、抗コレステロール作用の高いクコの実。 エキスがほぼお酒に溶け出ちゃってるとしても、 アレンジしない手はない。 梅酒の梅をジャムにするサイトなどをみつけて、 それではと、ジャム化計画を実行。 熱湯を回しかけてアルコール分を飛ばし、 甘味を加えて煮込む。 ![]() 砂糖で煮ても、もはやとろみはつかず、 ジャムのニュアンスには至らなかったけれど、 ヨーグルトと和えると、 まぁ、なんだかそこそこなものに。 ![]() ところで、杏の種「杏仁」を乾燥させ粉末にしたものが 杏仁豆腐の元となっていることは意外と知られていない。 中国では昔から、喘息の治療に使われていた杏仁。 独特の苦みを、砂糖を加えることで抑え 服用しやすくしたのが、杏仁豆腐の始まりだと何かで読んだ。 医食同源の国、中国。 のはずが、昨今聞こえてくるのは信じがたい食品汚染や 毒殺、異物混入の話しばかり。 伝統や先人たちの知恵の応用が どんどんと消えていくあたり、 日本とよく似ている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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なおニンさんは本当に物知りですよね。
尊敬します。 昔の人たちは今ほど、情報も何もなかっただろうに 利にかなった事をしていますよね。 感心させられます。 (2008.01.28 20:49:57)
食も、なおニンさんも、奥ゆかしく、奥が深いね。
「これ、なんとかならんかな」って、思うことが大切なのね。 そうやって先人たちも、知恵を育ててきたんだね、きっと。 (2008.01.28 22:08:10)
平井くんさん
いえいえ。 食いしん坊なので、ついつい食ネタには惹かれてしまいます…。 食材本来のパワーに即した食文化って、昔か確かにあったのですよねー。 (2008.01.28 23:20:37)
inakaoyajiさん
>食も、なおニンさんも、奥ゆかしく、奥が深いね。 あらっ。アタクシも…? ^^v >「これ、なんとかならんかな」って、思うことが大切なのね。 >そうやって先人たちも、知恵を育ててきたんだね、きっと。 もったいない精神ってやつかな? ケチは新たな発想を生む貴重な感性だと思う今日このごろだったりしてます(笑) (2008.01.28 23:22:17)
子供の頃
杏仁豆腐の匂いが嫌いでした。 でも今はたまに食べたくなってしまう。 あの香りがたまらない。 年齢とともに味覚って変わるんですね。 言われてみれば薬っぽい味と香り。 でも病み付きになりそうになるのは 体にいい成分が「食べてね」と 誘っているのかなぁ。 (2008.01.28 23:24:57)
ryouma4940さん
>体にいい成分が「食べてね」と >誘っているのかなぁ。 うん、そうなのかも ^^* 本当の杏仁を使ったものは香りがやさしくて 独特のかぐわしいコクがありますよね。 食べたくなってきちゃった。。。 (2008.01.29 00:05:58)
ホントにまめですね。なおニンさんくらい、料理ができたら楽しいでしょうね。うらやましい。
(2008.01.29 01:32:44)
miyo7386さん
んー、どうなんでしょう。マメなんでしょか。 手作りはインスタントものよりもカラダにいいけど、お金が掛かる場合の方が多いのが玉に傷ですねー。 (2008.01.29 11:52:32)
僕昨年末から風邪ではないけど咳こむんですよ。
病院に行かなきゃなぁとのんびりしてましたけど(笑) 子供の頃に気管支炎になったりしていて 大人になってからもストレスがあると? 咳込んだりします。 そういった僕にもいいですか?そのお酒(笑) (2008.01.29 19:12:13)
★LASTSCENEあっちん★さん
最近、結核も流行ってますから、気をつけてくださいね。 杏仁は、薬用と食用の2種類があるので、 食用杏に咳止め効果は期待できないですね。 それに、杏仁は杏の種の芯なので、 やっぱりちょっと効かないかもね。 ざんねーん。 でも、ホントに気をつけてね。 (2008.01.29 23:31:48) |
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