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カテゴリ:うちめし
もう午後4時過ぎ。
おのれ。 今頃出てきおって、お日サマのヤツ…。 走れないオフは必然的に掃除洗濯お料理デー。 でも今日は明日に備えて体力温存。 食べるに徹している。 塩イカってご存知? 塩辛じゃないの、塩イカ。 子豚? 違うわよ。 これが塩イカの完成品。 今回は小振りのイカで作ったこともあって、 子豚ちゃんのようで見目はちょいグロなんだけど。 しっぽに見えるのはゲソであって、立派にイカなのね。 もともとは海がない信州の保存食なのだとか。 長野では普通に売られていて、 塩抜きをしていただくものらしい。 それを真似て、家庭で簡単に作る事ができる 簡易式塩イカ。 これがまた、うまいのだ。 作り方は以前ご紹介した鶏はむ同様いたって簡単。 強いて言えば、イカの皮むきが軽く面倒なくらい。 ではいってみようかしらん。 材料(するめいか2ハイの場合) ・するめいか ・塩 大さじ1.5 ・水 600cc ・日本酒 大さじ2 作り方 1.イカの胴体から内蔵と足を引き抜き、皮を剥く ※皮むきは素手だと滑るので、薄手の布巾を濡らして絞ってあてて剥く 2.カラスの口を外した足に分量の塩の1/3ほどをまぶす 3.2を1の胴体に詰める 4.3に残りの塩をまぶしてジプロックなどにいれさらに揉む 5.ストローなどで空気を限りなく抜いて冷蔵庫で1日置く 6.お酒と水、一晩置いたイカを鍋にいれて沸騰させる ※イカが全部浸るよう、小さめの鍋で 7.沸騰したら、中火にして2分ほど加熱しながらイカの上下を返す 8.火を止めたらタッパーなどに汁ごと移し、冷めたら冷蔵庫でそのまま保存 もちろん汁から出してそのまま食べられるけど 例えばこんなお酒のつまみもちゃちゃっと作れちゃうし。 (トッピングはシラスの極薄おせんべい) 野菜と炒めても、柔らかいイカにうっとり…。 また、イカが浸かっていた汁も旨味たっぷりなので、 湧かして味を調整したら水菜や小松菜などを煮浸しにして 最後に塩イカを温める程度に鍋に入れれば立派なおかずに。 刻んでチャーハンの具にしても美味。 やったことないけど、丸焼きにしてもきっとおいしいわ。 ところで鶏はむを作ってみましたー!と 何人かの方々にご報告をいただいてうれしい限りなんだけど、 鶏はむを食べた後、あまりに旨くて捨てられずに 冷凍していた汁を使って、今朝はリゾットを作ってみたの。 塩がそこそこ効いているので、 オリーブオイルで炒めたお米にお水で割った汁を投入後 白ワインを足して水気がなくなっちゃあまた汁を足しつつ、 仕上げに雪印の十勝を加え、 アルデンテの美味なるリゾット完成。 食べるのに夢中で画像撮るの忘れちゃったわ。 ご飯にかけてスープご飯にするだけでもおいしいはず。 旨味が出ちゃったはずの出汁を取った昆布や鰹節ですら 佃煮や炒め煮にするとおいしいのだもの。 鶏やイカが浸かっていた汁が、おいしくないはずはない。 料理は二次利用を考えるのがまたたのしいのよね。 捨てずに惜しみなくいただいてしまいましょ。 ところで今日イカと合わせたキュウリは 1時間ほど漬けておくだけで食べられる 浅漬の素白キムチで浸けたもの。 キャベツでもキュウリでも、もちろん白菜でも美味。 ぴりりと辛くてにんにくが利いていて、夏のビールにはもってこい! 今日はなんだかゆるっとダルくてアンニュイなふうで いってみた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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