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Natural charms

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Jul 26, 2009
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時々あるんです。

こーゆーこと。。。


春にトロント時代をすごしたricoからメールが入った。
彼女は10年近くアメリカに暮らしている。
あちらの大学を出て、結婚。

もうかれこれ10年ちかく、それ以上?かな、会ってない。
その彼女が夏に奈良の実家に帰るからと予定を教えてくれた。

そっか、帰ってくるのか。。。
会いたいけど、、、 奈良って何気に遠いなぁ~。

そう思っていると5月から奈良に転勤が決まった。
と、お友達の娘さん。 お母さんも娘さんも
お友だちのようにさせていただいてる。

奈良に遊び来て! といわれ

また奈良!?。 なんて思ってた。

すると極めつけはトロント時代の友人Yからの電話。
Yは奈良出身で今は大阪を拠点してる。

Yはトロントの語学学校のクラスメート。


アルゴンキンへ
一緒にキャンプに行った仲間の一人。

以前もこのブログで書いたことがあったけど
そのキャンプで大切な友人を失ってしまった。


カナダのキャンプ場ってのは日本のそれと違って
ものすごく大自然の中。

トイレなんてもちろんなくて
飲料水をカヌーに積んで移動。

夜は狼の遠吠え。
熊も出るから一晩中火を絶やさないようにする。


夜は岸につないだカヌーに横たわって空を見上げると
信じられないほど無数の星。
その星が湖にも映っているかのように美しく
さながら宇宙の中にいるかのよう。

そして








友人Dを助けようと飛び込んだY







水を、自然を絶対に侮ってはいけない。

ライフジャケットは絶対に付けなくてはいけない。

そんなことをこんな形で学ぶなんて悲しすぎた。









Yは私と同じ年だったけど
関西人独特のノリでみんなをいつも笑わせて
他の仲間はみな年下だったから
みなを励ましてた。。。


女である私は楽だった。
いっぱいいっぱい泣けたから。


今思えば男の子たちは
みんな泣くのを我慢してた。
まだまだ幼かったのに、必死で絶えてた。


そしてYからの今回の電話。

毎年、命日にDのとこ(奈良のお墓)にたばこ置いてきてんねんけど
ご両親にな、一人で会いに行けへんねん。
micoは遠いから、ヒデ(当時の友人)が一緒に行ってくれる
っていうから、ご両親に連絡とってくれへんか。
micoしか連絡取れる人がおらんねん。

わたしも心を癒すまで10年かかったけど
Yはどんだけ~?!


それも仕方ないのかもしれない。
飛び込んで腕をつかんで
自分もおぼれそうになって
その掴んだ腕、、、 離してきてしまったんだから。

見ているだけでも苦しかったのに
触れてしまった以上
きっとその感覚は消えない。


もうあれから何年経ったんだろう。。。
あと数年で20年だよ。。。


はやく楽になれたらいい。
ご両親とみんなで笑えたらいい。。。

いつまでも苦しまなくたっていい。。。

Dは私たちを恨んでいないはず。。。



悲しすぎて私たちの前から姿を消した友人
眠れなくて苦しんでた仲間に真夜中自宅のビールを
自転車で持ってきてくれたロンゲでチャラオっぽいヒデ

それでも眠れない台湾人の親友は
目を放した隙にウイスキー二本を
一気飲み!(爆)

みんなで看病。たぶん急性アルコール中毒だったと思う。
みんなで必死に絶えた。
必死に生きた。

人があんなに簡単に死んでしまうなんて
理解ができなくて、頭が混乱した。

両親もいないし、昔からの親友もいないし
頼れるのは同じ傷をもった仲間だけだった。


かなしいけど
そこでたくさん成長した。

人はいつ死ぬかわからない。ってことを
痛いほど味わって
一日一日を全力でなければならないと思った。


でも、生きてると
すぐ忘れてしまう。。。

だからこうして思い出させられるんだろうな。


週末、奈良へ行きます。


みんなと再会できることが
本当に楽しみです。

^^/

















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Last updated  Jul 27, 2009 12:08:30 AM
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