□■■Ground Breaker■■□
金、土の2日間 私のいる学校で「グラウンドブレーカー」というイベントが行われた。学園祭に似てるような催し物だが、クラフトや実習デモンストレーションなどを通して子供たちにもっと農業を身近に感じてもらおうといった感じのオープンデイである。金曜日は 小中学生の団体が、土曜日は子供連れの家族がたくさん学校に来場していた。 私のコースNDHからは・Ready steady plant・レンガ積み体験・芝貼り体験などを開催した。Ready steady plantとはイギリスで夕方やっているテレビ番組「Rready steady cook」を真似したもの。2組の子供たちが好きな植物を選び寄せ植え鉢を短い時間内で作り、それを観客が どっちがいいかジャッジするものだった。子供たちがどんな花を最初に選ぶか、どんな風に作っていくか興味があった。多くの子供が最初に選んだのは 赤のゼラニウム。普段身近に花に接しているせいか、誰も教えていないのに みんな上手に盛り込んでいった。レッド、ブルー、パープル、イエローの色をバランスよく選ぶところには驚いた。逆に大人が作るときのほうが あれもこれも考えてしまってどれを使うか決断するのに時間が掛かっていた。レンガアーチ作りや芝貼り初体験の子供たち。最初興味と不安でいっぱいの目が 完成時には満足と充実の笑顔に変わっていたのがとても印象的だった。 そのほかにも ミツバチ生産の実演、タイルやボタンを使ってガウディ調のモザイク牛作り、丸太切り実演、新聞史を丸めたものを材料にしたタワー作り、はたまたトラクター展示、シャベルカー体験などもあり 3~4才の子供たちが機械に慣れ親しんでいるのも印象的だった。私なんて 今でも機械オンチで運転全然だめなのに・・・日本で今後地域コミュニティーイベントなどを企画するときとても役立ちそうなヒントが盛りだくさんなイベントだった。大人も子供も お金をかけずに楽しめるイベント。日本ではまだまだ少ないように思う。 展示の中で一番目を引いたのが害虫や寄生虫の展示だった。南アフリカ原産の超巨大カタツムリレース?とか(カタツムリが食べてるバナナの輪切りを基準にスケールを想像してください)イギリスではペットとして飼われていて5年ぐらいの寿命とのこと。食べる虫展示は鳥肌もの。一緒に廻った友達同士でジャンケンをして負けた人が味見をすることに・・・その後 ケーキでお口直しをしましたけどね。正直どんなイベントかも知らずにボランティアに参加してしまった私。でも思っていた以上にすごく規模が大きくて大人も子供も楽しめる いいイベントだった。