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8月29日終了時点では65勝70敗の借金5で、首位のアリゾナに4.5ゲーム差だった。 その後、昨日まで8連勝を含む18勝5敗の快進撃を続け、 今日アリゾナが敗れたことで優勝が転がり込んだ。 プレイオフ進出の全チームは確定していないが、 8チームの中でLADが‘最低勝率’になることは確実だ。 トーリはこれでヤンキース時代の12年連続に続き、 13年連続で監督としてチームをプレイオフに導くことになる。 ユーミン的には‘14番目’が美しいがジョー・トーリの‘13番目のツキ’だな・・・(^。^) 因みに9月25日終了時点で言えば、両リーグを通じた30チーム中13位タイの成績だから、 こっちの意味でも‘13番目のツキ’と言える。 ところで競馬の世界では‘馬7割、屋根(騎手)3割’という言葉がある。 学生時代に所謂一口馬主になった‘前科’もあるナリポンは勿論これを知っていたが、 今回ググってみてあることに気づいた。 私は単にレース結果を左右する要素の割合が人馬で7:3ということだと思っていたが、 或る人の解釈では競馬の世界ではそもそも‘騎手の影響が3割もある’という 騎手の重要性を強調するために生まれたというのだ。 強い馬に騎乗して優勝した騎手が謙虚に‘自分は落ちないように乗っかってただけ’と コメントする時がある。 確かにそういうケースもあるだろうが、総合的には馬の実力だけがものをいう訳ではなく、 騎手の技量が‘3割も’あるということなのだろう。 但し基本的には馬の能力がやっぱり大事で武豊が乗ってもハルウララに奇跡は起きなかった。 何故こんな競馬の話を持ち出したかというと、野球の場合はどうなのだろうかと、 ふと考えたからだ。 ‘選手○割、監督○割’と敢えて○の中に数字を入れようとすると、どうなのか。 根拠は無いが印象だけで言えば‘8割:2割’といった感じだろうか。 まあメジャーの場合は他にオーナーやGMの要素がかなりあるから、より複雑になりそうだ。 それにしてもヤンキース時代の2005年~2007年といい、今季のドジャースといい トーリの4コーナーを過ぎてからの‘鬼脚’はファンを惹きつける。 実際早々に優勝を決めたエンジェルズは勝率でも恐らく両リーグでトップになりそうだが、 地元L.A.の人気では‘ブルー’が‘レッド’を制しているようだ。 去年のヤンキースの監督交代の大きな要因は、プレイオフに出てもデイヴィジョン・シリーズで 敗退してしまうトーリに業を煮やしたことだと言っていいだろう。 実際今年のドジャースもそうなるかもしれないが‘A Yankee-less October’を過ごす ヤンキースファンからしたら、遥かに羨ましいことだ。 ハンク・スタインブレナーはドジャースもトーリも低レヴェルなナ・リーグ西地区の恩恵に 浴しているだけと言いたげだ。 デイヴィジョン制そのものを否定したい様子だが、自チームの惨めな結果が出た後に どんなに吠えても虚しく聞こえるだけ。 ヤンキースタジアム最後の壮大な儀式においても、ジョー・トーリの存在を歴史から 完全に消し去っていた感じだったが、これも不遜で大人気が無い。 ♪あっちのJoeは上手いぞ、こっちのJoeは辛いぞ♪・・・(>_<) ‘辛い’を‘からい’と読むか‘つらい’と読むか、これも問題だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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