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法華経で渡る非常に最新でネットな経済!

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悪女6814@ Re:罪とは四つの非ず・・失敗は罪の表われ、人は皆罪人(09/22) こんにちは☆彡 今日もあたたかい1日でし…

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2014.05.12
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カテゴリ:生活・文化
誰か我に大乗を説かん 【提婆逹多品第十二】


   ■■今日の一偈一句

    時に世の人民壽命無量なり。法の爲の故に國位を捨てて政を太子に委

    せ、鼓を撃つて四方に宣令して法を求めき。誰か能く我が爲に大乗を

    説かん者なる。我當に身終るまで供給し走使すべし。
     

       (妙法蓮華經提婆逹多品第十二;六行目~八行目)
    
   ∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴

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      1. 今 日 の 解 読 ! (苦)
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   その時代は世の中の人民の寿命はどんどん延びていた。佛法を求める為

   に国王の権利を捨てて政治管理を太子に委任し、呼びかけるように四方

   の国民に誓って佛法を求めた。誰か心して我が為に大乗佛法を説ける者

   はいないか。我は一心にこの身が終わるまで褒美を与え身を粉に奉仕し

   よう。

   ∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴

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      2. 今 日 の 説 法 !   (集)
   ________________________________

   世の中の人民がどんどん寿命が伸びてやまないということは、時の王様
   にとってはこれもまた一大事なのかもしれませんね。
   その時とばかりに、時の王だった釈迦はこれからは佛法なくは国はもう
   維持できないといち早く判断したのかもしれませんね。

   この釈迦の王としての割り切りの早さ、キッパリと行動する決断力は、
   王たるものの責任というものを十分熟知しての判断だったのでしょう。

   ∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴

   政を太子に任せてから王位を捨てたのですから、元々は王家や城の存続
   は釈迦にとっても第一優先だったのであり、何も最初からすべてが佛教
   でしか国は納まらないと思ったわけでも、釈迦自身が佛教の最高支配者
   になろうなどとは思ってもいなかったようですね。

   つまり、この時の釈迦は、とにかく人民の寿命の変化に対する対応策と
   して、世間の中で一番優れた最上の佛教を国の存続手段として手に入れ
   ようと考えたのではないでしょうか?

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   その最上の大乗佛法を教えることのできる者があれば、釈迦はどんな褒
   美も惜しみなく与え、釈迦自身も大いにその佛法普及に協力しようとい
   い出したのでしょう。

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      3. 今 日 の 謎 !   (滅) 
   ________________________________

   まず、今日の謎を整理して見ることにしましょう!
   
   その謎1:王だった頃の釈迦はなぜ、いきなり慌てふためいたように佛
        法の為に王位を簡単に捨てたのでしょうか?
   
   その謎2:佛法にとって国の存続は重要なのでしょうか?

   ________________________________

      4. 今 日 の 知 識 !   (道)
   ________________________________

   釈迦は、王をしていた頃からとても賢くて、佛法を本当に目指すなら王
   位を捨てたほうが遥かに有利であることを直感で知っていたのではない
   でしょうか。

   法華経の中に出てくる釈迦以外の如來には、王佛といわれる王が名前に
   付いた佛もいますね。
   釈迦の場合も実際に王であった歴史もありながらも、釈迦牟尼佛の名前
   には王は付いていません。

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   このように王佛と名付けられた佛は特別な佛の意味があるのではないで
   しょうか。
   たとえば、王佛という名を持つ佛には威音王如來や淨華宿王智如來、雲
   雷音王佛陀、雲雷音宿王華智佛陀などがいます。

   これら王佛のイメージは何か古い時代をそのまま引きずってきている感
   じがあります。
   また、法師品第十などでは薬王菩薩という王が付く菩薩へ盛んに何か難
   しいそうなことを釈迦は教え込もうとしています。

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   これらは、やはり国あればそこには必ず王が支配するという当然の概念
   にあるからでしょうか。
   そして、恐らくその国王が自ら王のままにその国の佛になることもあれ
   ば、実存の国王とは別にその国王共々に国を支配する専用の佛が存在す
   る場合もあるかのようです。

   とにかく、釈迦の判断からすると、佛になろうとするからには一番障害
   なく早くなれる方法は王位を捨てて佛に成ることだけに専念することら
   しいと思えます。

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   釈迦はとにかく速さを強調している佛です。
   何事も早いほうが徳があるといっているようです。

   それがたとえ早とちりであっても、その分に徳もあるらしいのです。
   とりあえず、国造りはスピードが重要なことはうなずけるようです。

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      5. 今 日 の 解 脱 !   (悟)
   ________________________________

   早とちりでもいい、とにかく割りきってサッパリしていることが大切と
   教えているようですね。
   男冥利といいますか、佛法に於てもそれが一番大事とは、これは特には
   っきりしない声聞のような性質に対して強く指導したかったことだとい
   えるのかもしれません。

   なにしろ、この法華経は声聞だった弟子をいかに菩薩の道へ歩ませるか
   が重要な教えとなっていると考えられるからです。

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   やはり、声聞や阿羅漢というものは日本の武士のように一番勢力を作り
   やすく、一番厄介な存在だったためではないでしょうか。
   釈迦でしかこの勢力を解体できる力はなかったと考えて良いのではない
   でしょうか。

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   ________________________________

      6. 今 日 の 振 り 返 り !
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   この品は提婆逹多品ですが、もしかして日本の武士のような存在の解体
   には提婆逹多という仙人が必要だったのかもしれません。

   国をテーマとしているのもこの法華経の大きな特徴のようです。
   国の存在を考えながら学ぶ宗教、それが法華経にしかない国と宗教のあ
   り方を考えさせる重要さなのかもしれません。
   
   今回もお読みいただき、誠にありがとうございました。
   末永くご愛読いただけますよう、今後とも何とぞよろしくお願いいたし
   ます。
    (成安)


   ご予告: 明日AM6時発行予定の『MailING!日月説法』は、
      ~ 我ら他国へ行って説くべし 【勸持品第十三】 ~ 
                        です! それではまた、   
   ________________________________
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Last updated  2014.11.04 11:47:27
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