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悪女6814@ Re:罪とは四つの非ず・・失敗は罪の表われ、人は皆罪人(09/22) こんにちは☆彡 今日もあたたかい1日でし…

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2014.11.27
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カテゴリ:カテゴリ未分類


 
★★ きょうの謎!
 
その謎1:「後の世の後の五百歳濁悪世」とは、その年代をどのように解釈したらよ
     ろしいのでしょう?
   
その謎2:普賢菩薩は、釈迦滅後の世の中が変化していく経過に応じて段階的に説い
     ているということでしょうか?
 
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
 
■■第6-28日号
 
 三七日の中に於て一心に
 
  【普賢菩薩勧発品第二十八】
   (二十九行~三十六行)
 
■■今日の一偈一句
 
 セソン  モ ノチ  ヨ ノチ  サイジョクアクセ ナカ  ビク  ビクニ  ウバソク ウバイ  グ
 世尊、若し後の世の後の五百歳濁惡世の中に、比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷の求
 
 シャク  モノ ジュジ モノ ドクジュ モノ ショシャ  モノ コ  ホケキョウ シュシュウ  ホッ
 索せん者、受持せん者、讀誦せん者、書寫せん者、是の法華經を修習せんと欲せば、
 
   ニチ ナカ オイ  シン ショウジン     ニチ マン オワ    ワレマサ  ゲ ビャクゾウ
 三七日の中に於て一心に精進すべし。三七日を滿じ已らんに、我當に六牙の白象に
 
 ノ    ムリョウ ボサツ シカミズカ イニョウ    サイシュジョウ ミ  ネガ     ミ モッ
 乗つて、無量の菩薩の而も自ら圍繞せると、一切衆生の見んと憙うところの身を以
 
  ソ  ヒト マエ ゲン  タメ ホウ ト   ジキョウリキ    マタマタソ   ダラニシュ アタ
 て其の人の前に現じて、爲に法を説いて示教利喜すべし。亦復其れに陀羅尼呪を與
 
    コ  ダラニ  エ  ユエ  ヒニン  ヨ ハ エ  モノ    ナ   マタニョニン
 えん。是の陀羅尼を得るが故に、非人の能く破壊する者あること無けん。亦女人に
 
 ワクラン     ワ  ミマタミズカツネ コ  ヒト マモ
 惑亂せられじ。我が身亦自ら常に是の人を護らん。
 
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
 
______________________________________
 
  1. 今 日 の 解 読 !  (苦)
______________________________________
 
世尊、もし如来滅後の世のさらにその後の五百歳が到来する濁悪世の中に、出家の比
 
丘・比丘尼・そして在家の優婆塞・優婆夷の法華経を求索する者、受持する者、読誦
 
する者、書写する者、それらがこの法華経を修習したいと望めば、二十一日の内に於
 
て一心に精進を心がけることです。その二十一日を満了した時、我はまさに六牙の白
 
象に乗って、無量の菩薩と共にしかも彼ら自らが圍繞する状態で、一切衆生の見たい
 
と願い求めるであろう身をもってその人の前に出現して、歓喜させるためにこの法を
 
説いて示教利喜(じきょうりき:示し、鼓舞し、完成せしめ、喜ばしめること)いた
 
します。そしてまたさらにそれらに陀羅尼呪を与えるのです。この陀羅尼を得るが故
 
に、非人のように激しく破壊攻撃をする者が出てくるようなことはないのです。また
 
女人に惑乱されることもありません。我が身をもってまた自ら常にこの人を護るので
 
あります。
 
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______________________________________
 
  2. 今 日 の 説 法 !  (集)
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前回までにこの普賢菩薩勸發品において普賢菩薩は、第一に如来滅後の五百歳濁悪世
の中で法華経の経典を受持することがある者に対しては、その者に嫌がらせを仕掛け
る魔民やさまざまな非人の攻撃から守って安穏ならしめることを誓い、そしてまた、
この法華経をおぼろげなりに立ちながらも読誦し、若しくは法華経の難しさに困惑し
ている者があれば、その所へ普賢菩薩は六牙の白象王に乗って大菩薩衆と共に自ら身
を出現させ、供養して守護してその者の心を安らかに慰め、法華経を共に読誦してあ
げ、通利してあげると誓い、またその普賢菩薩を見て大歓喜して精進した者は三昧及
び陀羅尼を得ることが出来ると釈迦へ説いていました。
 
そして、どういうわけか今回もまた、まったく同じようなことを説いているようなの
です。
ただ少し違うようであるのは、同じように普賢菩薩が菩薩衆と共に現れるのが、後の
世のさらに後の五百歳の時の濁悪世であるということらしいのです。
つまり、前回までが単に後の五百歳濁悪世であることに対し今回はさらにその後の五
百歳濁悪世という意味だと考えられるのです。
 
そして今回は、前回までのように単に法華経を受持・読誦する者というだけでなく、
特に比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷の者であって、法華経を求め、受持し、読誦し、
そしてさらに書写までして実際に法華経を詳しく修習する者を対象にしていることが、
実は前回までに比較して進歩しているようです。
 
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すなわち、比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷とはつい先日説明した出家者と在家者との
区分のある見習い僧侶レベルの修行者のことですね。
ですから、前回までの思い付きの修行者段階から、さらに五百歳経過した後に対する
今回ではそれだけ修行者の進歩が認められる時代に進んでいるということになるのか
もしれません。
 
そしてさらに前回までとの違いは、三七日の中、つまり二十一日の中で一心に精進を
達成すれば、その者に対して二十一日の後に普賢菩薩はまたまたこれも三度目の六牙
の白象に乗って無量の菩薩と共にその身を現すことにすると言っているのです。
つまり、ほんの僅か二十一日の短期間で精進の心を達成するべきだと説いていること
と、今回三度目の六牙の白象とは前回までの白象王ではないので普賢菩薩自身がすで
に白象王になって通常の白象に乗ってくるという、つまりはその頃には普賢菩薩は六
道の王者である佛陀として成佛してやって来るという具合に進歩した未来予定を立て
ているということではないでしょうか?
 
なんだか説いている内容が妙に良いとこ取りでこじ付けに思えて、意味がまとまって
ない感じですが、今回もまた、普賢菩薩はその者たちへ陀羅尼を与えて救済せしめる
そうなのです。
それにしてもこの普賢菩薩はとても陀羅尼が好きなようですね、そして陀羅尼とは救
済法としては結構無難で持ちも良く、調法で便利に使えるのでしょうかね?
 
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
 
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  3. 今 日 の 謎 !   (滅)
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まず、今日の謎を整理して見ることにしましょう!
   
その謎1:「後の世の後の五百歳濁悪世」とは、その年代をどのように解釈したらよ
     ろしいのでしょう?
   
その謎2:普賢菩薩は、釈迦滅後の世の中が変化していく経過に応じて段階的に説い
     ているということでしょうか?
 
______________________________________
 
  4. 今 日 の 知 識 !  (道)
______________________________________
 
「後の世の後の五百歳濁悪世」とは、実はこの品のちょっと以前の箇所にも似たよう
な表現で「後の五百歳濁悪世」とありました。
この違いは、以前の「後の・・」に対し、今回は「後の世の後の・・」であることな
のです。
ところで、これをうっかり同じ意味と思って読み流さないようにしましょう。
 
まず、五百歳とは五百年のことであり、後の五百歳とは釈迦如来滅後の五百年経過以
降という意味になります。つまり、釈迦が滅度して五百年経つ頃には世の中は濁悪世
になっていくだろうということなのであります。
ですから、釈迦が滅してすぐに濁悪な世の中となってしまって、その五百年の間と考
えるのもまた違うようです。
 
そして、今回はさらに後の世の後の五百歳ということは、前回までの釈迦滅後五百年
以降の濁悪の世に対し、それよりさらにその後、五百年経過した以降の濁悪世という
ことです。
ここで、実際の釈迦の滅後の年代から追って、この後の五百歳というものを検証して
みましょう。
 
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まずは、濁悪世とはどういう年代に訪れるのか?と考えますと、一般には末法が濁悪
世ということになるのでしょうが、さらに末法とは法自体が滅びだす時代であり、白
法隠没時代といって正しい法が隠れてしまい没していってしまうのです。
結局は全てが味気なくなり、正統さを賭けて戦う意欲すら失われていき、何をしても
無駄が先行して、やる気の無さに包まれていくことでしょう。
 
すなわち、末法は長引くといういことですので、一気に激しい滅亡が始まるというよ
りも、長く長く歳月をかけて徐々に大きく衰退の一途に染まっていくという崩壊メカ
ニズムが本来であるかもしれません。
しかし、その末法到来が始まる頃の予兆を衆生全般が感じ出す時には、大変に気狂い
した騒動が先ず始まることでしょう。
 
実際にはそのように、それまでの時代が急変を起こしだす時こそが最大な濁悪の世の
中になりやすいわけです。
しかしその時こそ、万全な準備をしておいた完全対策を打たなければ、末法のその後
を過ぎては、すでに最大な危険すら何も感知しない無能だけの一切衆生が本来の三界
の火宅の状態へ陥っていってしまうだけなのです。
 
よって、急変による濁悪世とはある意味では大事な気付きの時なのです。
実にその気付きの時が、末法の始まり以外に像法の始まり時にも生ずるということだ
と思うのです。
つまり、像法の始まりが「後の五百歳濁悪世」であり、末法の始まりが「後の世の後
の五百歳濁悪世」ということになるかと思えるのです。
 
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
 
そこで、前回すでにお話しておいたことをここでまた続けてみましょう。
普賢菩薩は、如来滅後の遠い未来には、人間界が完全に腐敗し、悪戯を知らない動物
などの畜生、或いは贅沢を止められた飢餓や地獄など、ましてや魔性ある鬼類などの
ほうが圧倒的に有利に成佛する条件が整うであろうと予測していたのではないかとい
うことでしたね。
 
そして、そういう混乱の時代を迎えた人間界は、他の六道とは異なり、像法を意図的
に体験するなどで、形だけの知性にこだわりを得やすいため、一度覚えた法の知識を
その都度、忘れやすい性質が多く出てくると普賢はずばり予測しているのではないか
ということでした。
 
そこで、普賢菩薩はなぜ普くに賢いのかといえば、釈迦滅後の像法まではあえて菩薩
修行の身をもって白象王に跨って来るのですが、末法始まりの濁悪世に於てはなんと
六道の王者たる白象王に自らが成って、即ち成佛して佛陀となって六道世界の支配に
やって来るという計画まで考え抜いていたということです。
つまり、通常の佛が居ないという末法には、まさに自ら佛陀となって出現し六道を中
心に救済するという計画をすでに携えていたのです。
 
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴

 
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Last updated  2014.11.28 01:20:50
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