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カテゴリ:ネコニッキ。
男の子だと分かってからは、コマチの行動に妙に納得。
毎日毎日、体力の限界まで暴れる暴れる。汗 そして、ロシアンブルーが無鳴き猫だなんて、一体誰が言い始めたのやら。 鳴くわ鳴くわ、毎日大騒ぎでした(;・∀・) その頃のオイラは、仕事で丸一日部屋にいないことが多く、かなり寂しい思いをさせていたのですが、ある日の事。 その日は朝からイイお天気で、ついうっかり、ベランダの戸を閉め忘れて出かけてしまっていたのです。 が、イイお天気だったのは昼過ぎまで。 夜10時に仕事が終わって帰宅する頃には、雨がザブザブ降っていました。 自転車をすっ飛ばして家に帰り、真っ暗な部屋に入ってコマチを呼びましたが、気配がありません。 おかしいな~と、ベランダの方を見ると、戸が開いている! 「あ!!ヤバイ!!」 オイラの部屋は、5階建てハイツの5階。 一番上の為、ベランダには屋根がありませんでした。 このベランダでこの雨を避けられる様な場所はありません。 おそらくすでに11時。 平日で、両隣はおろか、ハイツ全体が静まり返り、夜更けの町には雨音だけが響いています。 オイラは、家に帰る行程で既に濡れている頭を真っ暗なベランダから出し、雨にうたれながら小声でコマチを呼んでみました。 「こま~~」 ……返事はありません。 色んな事が頭をよぎります。 早い時間にベランダから外に出て、お隣さんか誰かに保護されているのでは? まさか、ベランダから転落?? ここの1階は防犯用に有刺鉄線みたいなのが無かったっけ??泣 いてもたってもいられず、今度は考えナシに大声で呼びました。 「まちぃぃぃッ!!!」 「…んにゃぁ~ん…」 !!! 暗闇の中でかすかに声がして、隣のベランダから、ゴソゴソと音が。そして。 「んにゃぁ~んッ!」 全身、捨て猫ちゃんみたいにズブズブに濡れたコマチは、オイラの膝に飛び乗って、肩の辺りまでよじ登ってきました。 「うわぁ~ごめんね~ッ、寒かったね~ッ…泣」 冷たいコマチを抱きかかえながら 「今、ご飯あげるね。あ、その前に乾かさ……ん!?」 ほっとした所で冷静に部屋を見渡すと、 ■ティッシュが箱から全部出てる。 ■カーテンがレールから外れてぶら下がってる。 ■化粧品の棚がガチャガチャになってる。 ■ベランダを何度も出たらしくベッドがどろどろ。 ………。 コマチに対するしつけが本格的に厳しくなったのは、確かこの辺りだった気がします…。 >>続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/04/24 02:34:44 PM
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