THE ハプスブルク展
京都国立博物館で開催中の「THE ハプスブルク展」へ行きました。 長く中欧で栄えた王家のもつ絵画が中心で見覚えのある、有名な絵も。もっともおもしろいのがハプスブルク家の肖像画と武具コレクションコーナー。ベラスケスの「白衣の王女マルガリータ・テレサ」や「皇太子フェリペ・プロスペロ」は幼い王女や皇太子の姿が描かれている肖像画で 豪華で、色白の美しいお子が大切にお守りされているのが感じられました。幼い皇太子の衣装には 広い宮殿でどこにいってもわかるように(迷子にならないように?)鈴がついてる。「11歳のマリアテレジア」も美しく、可愛らしい。でもなんといっても。「おお!」と つい いってしまうのがエリザベートの あの有名な肖像画。かなり大きくて驚きました。京都の博物館の建物はなかなか素敵ですからこの絵が飾られても 雰囲気があります。ガラスケースの中に飾られてなかったので近くでじっくりみられてよかった。エリザベートの美しさとか ドレスの白いレースにも目を奪われるけれど、近くで絵を見ると、エリザベートの横にあるピンクのふちの入った花がかわってるなーとか絵の後ろの方に山がある・・ということも興味深かった。一緒に行ったYさんに「一曲歌ってあげようか?」となぜか言って、失笑を・・^^;このお部屋にはハプスブルク家の家系図のプリントがおいてあり、絵を見ながら、「これはマリーアントワネットのおじさん?」とかいえて楽しいですよ。あと、印象的というか好きだったのはスペイン絵画の部屋にある ムリョリョの「悪魔を奈落に突き落とす大天使ミカエル」ちょっと少女マンガチックというかうわ~ミカエル~♪って感じでいいですよね絵葉書を買おう!って思ってたのになかったので表の看板でどうぞ。他にもクラナッハの絵が2枚ありましてこれにも「おークラナッハだ!!」と軽く騒ぐ 40代主婦二人。なぜクラナッハとわかり、騒ぐのか・・「NATOの少佐が言ってた 発育不全の娘の・・のクラナッハよね」ということでして展示されてた「聖人と寄進者のいるキリストの哀悼」を見て青池保子は特徴をつかんでかいてるな~とつくづく。何を見ているんだか・・というかんじですがこのあと 少し鉢や時計、お皿など工芸品がありまして展示は終わりました。物販で目をひいたのはウィーンの王宮博物館か美術館で売ってるエリザベートの髪飾りのレプリカ。ペンダントトップにするもので3000円台だったかな。ウィーンに旅行中だったら買ってたでしょうね^^ このあとランチを ハイアットリージェンシーのトラットリアで。こちらも ちょっと非日常の雰囲気があって久々にお友達と遊べて楽しい1日でした。