【島倉りか・西田汐里(BEYOOOONDS)】日本武道館公演レポ2022.4.25
コンサート全編に渡って、楽しませよう!楽しもう!というエンターテインメント精神を貫いていて、めちゃめちゃ楽しくて、今のビヨの魅力を全て出し切った今後語り継がれるであろう伝説のライブになりましたねえ。2022.4.25に日本武道館で行われた『BEYOOOOONDS 1St CONCERT TOUR どんと来い!BE HAPPY at BUDOOOOOKAN!!!!!!!!!!!!』に参戦しました。まずは、セットリストから。OA.恋のクラウチングスタート/OCHA NORMA01.英雄〜笑って!ショパン先輩〜02.虎視タンタ・ターン03.Go Waist04.ニッポンノD・N・A!05.きのこたけのこ大戦記●各ユニットコーナー06.雨ノ森 川海 ヤバイ恋の刃 そこらのやつとは同じにされたくない GIRL ZONE07.SeasoningS ワタシと踊りなさい! We Need a Name!08.CHICA#TETSU 高輪ゲートウェイ駅ができる頃には 二年前の横浜駅西口 都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて●ハイブリッド寸劇『眼鏡君は罪な奴』09.眼鏡の男の子10.文化祭実行委員長の恋11.恋のおスウィング12.四年バンジージャンプ13.OOOOOVERTURE14.こんなハズジャナカッター!15.激辛LOVE16.ハムカツ黙示録17.Now Now Ningen18.恋愛奉行19.ビタミンME20.フレフレ・エブリデイ21.アツイ!22.オンリー・ロンリー●アンコール23.涙のカスタネット24.本公演振り返りメドレー25.伸びしろ〜Beyond the World〜BEYOOOOONDSにとって、武道館での単独コンサートは初めてでしたが、歌とダンスに即興劇を組み込んだ斬新なスタイルは、大舞台で大輪の花を咲かせましたね。個々のスキルの高さを十二分に活かしながらも、それをコミカルに昇華するところが秀逸で、エンターテインメント溢れる唯一無二のライブに結実し、BEYOOOONDSという新たなスタイルを確立したと思います。それでは、セトリに沿ってレポしてみたいと思います。●オープニングアクト(恋のクラウチングスタート)OCHA NORMにとって、10人全員で武道館のステージでパフォーマンスするのは初めて。フレッシュな魅力と、高いスキルに裏打ちされたパフォーマンスで、会場全体を暖めてくれましたね。そして、すーちゃんはやっぱり可愛かったです。●序盤(英雄~きのこたけのこ大戦記)開演前からセンターステージに設置されていたグランドピアノを、ほのぴが演奏するところからライブがスタート。初めての武道館を、ピアノの演奏からスタートすることがまず斬新で、しかもグランドピアノはライブの最後まで設置されたままで、これもまた斬新でしたね。現役の音大生で、国際コンクールで3位に入ったピアノの実力の持ち主が、メンバーとして在籍していることがそもそも斬新なんだと、オープニングからしみじみと思っちゃいました。また、虎視タンタ・ターン♪では激しくシャウトし、Go Waist♪では武道館をエアロビクス化し、間髪入れずにニッポンノD・N・A!♪で、会場のボルテージを一気に上げる展開は圧巻で、序盤とは思えない熱量でしたね。なお、きのこたけのこ大戦記♪は、今回の春ツアーには組み込まれていなくて、ファンにとっては待望のパフォーマンス。ファンの心を鷲掴みにするセトリで、練りに練られた心憎い構成だと思いました。●各ユニットコーナービヨは3つのユニットの合体なので、ユニット毎のパフォーマンスも正道のビヨスタイル。個人的には、CHICA#TETSUが大好きなのですが、メドレー形式ながら、持ち歌3曲を全て歌ってくれて満足で、テンションのめっちゃ上がりました。なお他のユニットも、メドレーで全ての持ち歌を披露していて、ビヨのサービス精神が溢れてましたね。●ハイブリッド寸劇眼鏡の男の子♪からこんなハズジャナカッター!♪まで、お得意の寸劇で一つにまとめる展開は、ビヨにしか出来ない芸当ですね。コミカルに、キュートに、パワフルに、歌唱方法も、ダンスも、表情も変化させながら、ある意味壮大なドラマを演じ切って、武道館に確かな足跡と伝説を作りましたね。特に、鬼気迫るりか様が最高だったなぁ。●終盤(激辛LOVE~オンリー・ロンリー)インターバルをおいた後は、歌とダンスの凄まじいパワーで、パワフルに走り切ったビヨ。寸劇形式のコミカルさだけではなく、正統派のパフォーマンスでも、十二分に勝負できることを武道館という大舞台で証明しましたね。特に、個人的に気に入ったのは、本編ラストのオンリー・ロンリー♪。今回の春ツアーから披露している新曲ですが、ビヨでは逆に珍しい正攻法の曲で、心を揺さぶる名曲だと思いますね。●アンコール(涙のカスタネット~伸びしろ)武道館で初披露された涙のカスタネット♪は、大好きな曲調でこちらも大好きになりましたが、カスタネットを叩く方に神経がいってしまい、パフォーマンスを楽しむというよりも、カスタネットを叩くタイミングが映し出されるモニターの方に集中しちゃってました。メンバーと一緒にカスタネットを叩くのは楽しいし、今後はカスタネット持参が必須になりそうですが、(今回はグッズで買えず、100均で買って持参しました)早くカスタネットを叩くタイミングを覚えて、ビヨのパフォーマンスを楽しむようになりたいと思いました。また、「本公演の振り返りメドレー」は初めての体験で、これだけでも早く動画をアップしてほしいほどめっちゃいい企画だと思いましたが、同じ事務所のKANさんが1990年代から実施していたみたいですね。今回ビヨが挑戦したことで、他のハロー!のグループも追随するかも知れません。そして最後は、予想していたとおり、伸びしろ~♪で感動的に締めくくりました。ということで、めちゃめちゃ楽しくて、ビヨの魅力が目一杯詰まっていて、今後も語り継がれていく、伝説のライブになるのではないかと思います。一気にハードルが上がってしまい、この後の先輩グループの武道館ライブは大変だと思いますが、これこそが切磋琢磨していくということで、ハロー!全体のさらなる飛躍を期待したいですね・・・。