カテゴリ:健康&料理
6秒に1人……糖尿病・関連疾患死者数。(全世界で)
日本人の糖尿病予備群は、1000万人。 糖尿病患者は、1000万人。 5人に1人は糖尿病もしくは予備軍。 ★糖尿病は二種類に分かれます 《1型》 25歳以下で発症することが多い。 感染症や遺伝子が原因と考えられる。 患者の5%が該当。 《2型》 成人、特に40代以降に発症することが多い。 生活習慣病の乱れが主な原因。 患者の95%を占める。 そもそも糖尿病とは、本来、細胞や筋肉のエネルギーとして利用される糖が上手く使えずに余ってしまい、血液中の糖の濃度(血糖値)が高くなる病気です。 その状態が続くと、糖は有害な物質に変わり、血管を傷つけ詰まりやすい状態になります。 『心筋梗塞』『脳梗塞』『失明』『腎機能障害』『足の壊疽(えそ)』など、さまざまな合併症につながります。 ●糖尿病の診断基準になるのは「健康診断書」の「糖代謝」という欄に書かれる「空腹時血糖値」、そして過去1~2ヶ月の血糖値の平均を調べる「HbA1c」の二つ。どちらかの数字が高いと、かなり危険な状態です。 そしてその原因は、甘い物の食べすぎだけではないのです。 《インスリン》……これが、血糖値が上がるキーワード❢❢ すい臓は胃の後ろ側にある臓器で、食事をすると(すい臓が)インスリンを分泌します。 インスリンは血中の糖をエネルギーとして使えるように細胞や筋肉に運ぶ役割があります。 インスリンが正常に働けば、甘い物の糖分は、エネルギーとして消費される=血糖値は上がらない。 ところが、何らかの原因でインスリンの分泌量が減ったり、効きにくくなってしまうと、血液中に糖が余り血糖値が上がるのです。 ……では、インスリンに異常が起こる理由は? 実は太り方の違いでその差は生まれる? 大人になってから太ると、なぜインスリンに異常(=糖尿病の原因)が? 《皮下脂肪》と《内臓脂肪》の二種類がありますが、大人になって太ると、内臓脂肪が増える傾向にあるのです。そして、内臓脂肪を増やす一つの原因は……《脂》❣ 生クリームやカツカレー=内臓脂肪が増える原因。 内臓脂肪はインスリンの働きを邪魔するため、糖が使われず血糖値が高くなります。するとすい臓は、何とか血糖値を下げようとフル稼働でインスリンを分泌するが、やがて疲れ、分泌量が減る。 さらに、すい臓が疲れる原因は他にも……それは早食い❣ 早食いをすると血糖値が急激に上がり、(それを下げようと)すい臓が必要以上に働いてしまうのです。 《日本人と糖尿病》 元々、内臓脂肪がつきにくい生活をしていた日本人は、インスリンの分泌量が少ない体質になっていたのですが、いったん内臓脂肪が増えると、(インスリンの分泌量が少ないために)糖尿病を発症しやすい。 ●糖尿病の発症に関係するのは、炭水化物ではなく《脂質》❣ 炭水化物制限(ダイエット)は、短期的に血糖値や体重減少に効果があるが、長期的な効果・安全性は分かっていない。さらに極端に炭水化物を減らすと、脳のエネルギーが不足し、集中力の低下やイライラの原因になります。 《インスリンが働かなくなる原因=筋肉》 筋肉を動かすと糖がエネルギーとして消費されますが、筋肉量が少ないと消費できずに血糖値が上がってしまうのです。 《血糖値が劇的に改善する方法とは?》 食べるのは野菜から→次に、肉&肴などのおかずを食べる=タンパク質や脂質を摂ると、腸からインクレチンが分泌され、糖が胃から腸へ流れるのを遅らせます。すると、食物繊維とダブルの効果で、食後の血糖値の上昇が抑えられる。そしてゆっくり噛むことも大事。(インクレチンは噛むことでも分泌されます) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年11月15日 20時52分17秒
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