日進野菜塾の『米づくり連続体験』に申し込みました。
八十八あるという米づくりの手間を体験してもらおう、ということで開催され、
田植えから草取り、はざかけ(刈り取った稲を干すこと)用の竹取りから稲刈り、脱穀など、
米づくりのさまざまな工程を体験できるのがいいな、と思って。
この日は、田植え。
始めに講座の説明や今日の手順の丁寧な解説があって、いよいよ開始。
息子はもちろんのこと、私も田んぼに入るのは初めてで、どきどきわくわく。
長靴を履いていったのですが、とてもじゃないけど、足がとられるというので、
靴下で入ることにしました。靴下も脱げちゃうとの事で、紐で縛って。
いざ入ってみると、最初は冷たく感じるけど、入ってしまえば気持ちいい泥の中。
早速苗を植えていきます。
苗1本からでもこれからたくさんに増えていくそうですが、基本は2~4本まとめて植えるとの事。
後ろ向きに進みながら、3列一度に植えていきました。
しかし、田んぼの泥の中は歩くのが大変ですね!
普段使っていない筋肉を使い、明日の筋肉痛が心配・・・。
そして、苗をまっすぐに植えるのも、結構難しかったです。
集中して作業していて、ふと気付くとかなり蛇行してしまいました・・・。
裸足で入った息子は、泥の中、喜ぶと思いきや、深くて自力で一歩も歩けないので、引いてました。
「ほらほら、見て、アメンボがいるよ」「かえるさん、いるかな~?」
「あ!この水の中にちっちゃなおたまじゃくしがた~っくさん泳いでるよ」と気を引くも、
「まま~、あるけない~」「はやく、でようよ~」と情けない声の息子の手を引きながら、
何とか3列植え終えて、ひと休み。
「どろ、すごかったね~」 どろんこの私の足。
その後、私は作業に戻りましたが、息子はもう田んぼの中には入ってきませんでした・・・。
そこらへんを走り回って、どなたかに足を洗っていただいたり、
すぐ脇にとまっている「が~が~(ショベルカー)をじっと見たりしてました。
作業が終わると、主催者の方が用意してくださったぼた餅をいただきながら、自己紹介。
名古屋からみえている方も多かったです。
田んぼに珍しいエビがいたよ~、というので、見せてもらうと、
先日友達の家のミニ田んぼで見せてもらったホウネンエビでした。
体の横にたくさんの繊毛が生えている、緑色のかわいらしいエビです。
ホウネンエビが発生すると、その年は「豊年」になるといういわれがあるそうです。
水田が肥えている証拠のようで、これは今年、たくさんお米が採れると期待できるかな?
余った苗を少し分けていただけました。
家でもミニミニ田んぼを作ってみようと思います。
楽しみ~♪