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カテゴリ:つれづれに
秋の爽やかな風が吹く午後 雲は陽の光と共に銀白に輝く姿を見せ 木々の緑は目に優しく仄かに色のうつろいを見せる 金木犀の香り ああ、未だこの風は少し生暖かい この暖かさの内に貴方は私と共に この爽やかさを味わえるだろうか yukiが降る冬へ ただ凍てつくその中に そこでしか貴方が居ないとしたら 私は貴方をそっと抱き上げ この暖かなぬくもりの中へと連れ出したい たとえyukiの降る冬であろうと 暖かなそこへ 銀白に輝くyukiが私と共に包み 歩むその跡をぬくもりへと残す様に その跡は奈落をきわどくかすめ 狭く曲がり、時に歩みを同じにしなくとも 遠く離れた金木犀が僅かに香るこの静寂の夜 私は貴方を、yukiを暖かく溶かし 春に芽吹くそのぬくもりへと連れ出したい ああ、貴方の安らかな時を ただ、私はそれを お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.07 05:28:21
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