おっちゃん物想う

最近、デートで結構良い景色、綺麗な景色を見る事が多いのですが。
仕事場での休憩時間も結構良い景色を見てたりします。

自然を感じられるとか、綺麗なものを見る、って、詩情を湧かせますよね。
けど、今の私には、どうも詩が書けない。

何なのでしょう、私の詩を書きたいとか想う気持ちは。
ふっと湧いて来る時にはすんなり出来る詩なのですが。
現在はちょっと湧いてきにくいです。

ｙｕｋｉには、都会の綺麗さと自然の中で違うと言うような話をしたと思うのですが。
街の美しさ、それはそれで有ると想うのですが。
私はどうも、自然の中のほうが好きと言うか。
嫌いじゃないんですけどね、街も。

何か、｢匂い｣が違うと言うか。
街の匂いの中には、何か私が未だ書けない何かが有るような気がします。
その匂いを何とか表現してみたいな、とか今は想ってるのですが。

クリスタル、と言うか、金属的なと言うか。
何かそのような物が、街の中には有るように感じます。
少し｢冷たさ｣、、、「輝き｣とも言えますが。
それを街には感じます。

自然の中の輝きはどこか暖かいと言うか。
｢有機的な｣と、、、無機的な美しさを何か描ける事が私の今の課題のように想います。

私は物理とかも好きなのですが。
結果的に臨床心理士とか、そのような道も考えてる自分の中に、何か｢有機的なものへの志向｣を感じたりします。
有機と言うと、科学で言うと「化学」が思い浮かびますが。
｢化学｣は嫌いじゃなかったけど、少し自分とは違うと言う感覚があります。
もっと、｢宗教｣とかの方が私には近いと言うか。
精神的な物へと向かう自分がいます。

中学生の頃から、精神科関係の書籍を読んでいた私。
｢物理｣をやりたいと想っていながら、夏目漱石が大好き、とか、、、
少し、詩を書いたりするようになった自分の中に、新たな発見と言うか。

読書は好きでしたが自分が書く事なんか殆ど考えて無かった若かった頃。
確かに憧れはありましたが、小説家とかに。

年齢を経て、人生を長く生きると自分に新たな発見をすることもあります。
私にとって、文章を書く事、特に｢詩を書く事｣と言うのは、発見でもあります。
現在の自分を確認する作業とでも言えるでしょうか。
面白い事ですが、、、なかなかそれが出来ないと言うか。



さて、精神病的には調子が良い現在と言えると想うのですが。
どうにも頭が働きにくいと言うか、心の動きが少し鈍いところが有るようにも感じます。
これが少し詩を書くことを邪魔してるようにも想いますが。
どうにもこればっかりは、薬の関係もあって、どうしようもない範囲でしょうか。
それ以上に、何か新しい事への挑戦と言うか。
心の動き、方向性とかの方が大事にも思えます。

４０年ほど生きてきてやっと見つけた自分と言うか。
それまでの間自分の中に見なかった物を少し感じてる現在です。

職場での人間関係も、ｙｕｋｉとの交際も、何か刺激的で。
新たな自分の発見と言うものをしてます。

私の主治医は、年齢と共に衰える事も有るけど、逆に年齢を経る事で出来る事、
若い者には負けないと言う何か、それを言ってました。

歳を取ることは悪いことじゃない。
ｙｕｋｉの誕生日を前にそう想います。

何か、、、
現在は何かが私には足りないと言う発見と言うか、気付きの中。
これは、ここ最近の私の課題でも有りますが。
心の動きが鈍い、、、
一方で、精神的に落ち着き無く、感情の波が激しい事が有る精神病。
難しい問題です。
その様な中でも何か湧いてくる感情の中に、｢美しいもの｣それに限らず、
何かが有るようにも想います。
ただ、｢美しいだけ｣では心は簡単には動きません。
生きて行く事、は美しいだけではありません。
何か動かしてるもの。

生きていく、、、何か。
それを表す事が出来たら、、、、
私が詩を書くのは単に自分を確認する作業とも言えますが、何処かで何か普遍的な物を表したいとも想ってる、、、、
そんな事を、詩が書けない現在想ってます。

自分と深く関わっていて、自分が感じられないとどうしようもないと言う、、、
何か。
これは、、、
自己中、と言うのとも違い、自分と言う存在の何か。


｢何か｣ばかりで、とても抽象的で、何が書きたいのか解らない感じですが。
何にしろ、現在のところ私は何か足りないと感じていて、
それは無機的な何かと有機的な何か。
生命と、物、その関係の何か、、、繋がりとも言えるでしょうか。
と書きながら、自分の中の新たな発見と言うか、私が少し動き出そうとしてる、
何か足りないと感じてるものを少し見つけたような感覚。

見つける事が、、、書く事。
そんな感覚を考えています。

観たものに感じて、何かを経験して、、、想いが湧いてきたりするものでしょうが。
創造する作業も物を書くことにはあるのでしょう。
けど、何よりも、何かを発見する事、それが物を書くことの中の何か大事なもののように、私は感じています。

現在の私は、何かが足りない、、、それを感じて、、
書けない自分を見ています。