小沢一郎強制起訴等について
小沢氏強制起訴の決定正直驚きました。検察があれだけ強制捜査をし、マスコミを使いリークで世論を誘導したにも関わらず、結局不起訴となりました。結果的に小沢氏は世間から証拠はないが黒と認定され、その後の代表選にも敗れ政治生命も危うい状況なので東京地検としてはしてやったりかもしれません。それはともかく、あれだけ粘った東京地検特捜部が不起訴にした事案を素人の方それも平均年齢30・9歳という少し歪な構成で不起訴不当、強制起訴としてしまった事、その議決にかなり影響を与えたであろう担当弁護士のミスも含め、今後この大失態が明らかになってくると思います。検察審査会の制度そのものを根幹から揺るがす事になるかもしれません。結論からいいますと99.99%無罪になると思います。村木事件の時も無罪になるといいましたが、それと同じかそれ以上におかしな起訴です。ここからはまた意味のない長文が続くので、読まなくても結構です。「通常は逮捕などされない収支報告書の修正申告で済む話です。そもそも検察審査会のコメント、あれも事務局が作成した作文だとおもいますが、あれには小沢氏が黒という証拠があるかのような発言でしたが、証拠などないとおもいます。これは公判で明らかになるので判決まで待てばいい事ですが、この調子では判決で無罪判決がでても小沢氏は一生疑われる事になると思います。因果応報といえばそれまでかもしれませんが、この一連の事件は明らかにおかしいので、この事件に関して言えば本当に気の毒です。私は小沢氏の総理としての手腕を見てみた気がするのですが、マキャベリズムという以外、一部政策や考え方についてはとても賛同できない部分もあります。代表選で言っていた事も一部ピントが外れていた気がします。本当の公平は何か、それを言わず地方がといっているあの主張は心情はわかるのですが、理解には苦しみます。全ては一票の格差が招いた問題なので、仕方がないかもしれませんが、そういう意見の違い、とても肯定できない部分はあっても、この西松から続く検察の的ありき、結論ありきだった捜査手法は絶対におかしいです。いずれこの問題についても指摘される日がくると思います。世の中には残念ながら悪い事をする、脱法、違法な事をする方が少なからずいるので、検察の批判は本来したくないのですが、この部分だけはとうてい納得できません。」次に大阪府警の取り調べ問題取り調べを録音したICレコーダーが公開されていましたが、あの脅迫まがいの言動は問題外で、可視化といった問題も議論する必要がありますが、基本的に罪人に普通の態度で接しても自白しない事が多いと思います。この事件の真相はわかりませんが、送られてきたメールを辿った上での事です。それなりの理由があるのです。これは検察の取り調べでも言えますが、私は作文ありきの調書、結論ありきの捜査、マスコミを使った外堀から埋める手法は全く肯定しませんが、普通の人間に接するようにそれも丁寧に取り調べをして相手が口を割るとも思えません。そこはプロなのだから普通に取り調べをしてという意見も大いに分かります。しかしマスコミがよくやる事件の背景をまったく報道しないか、意図的に報道し、一部分だけをピックアップして報道するやり方はもっと問題があると思っています。取り調べの問題は非常に難しい問題です。しかし奇麗事では済まない問題もあるとおもっています。次に最近の尖閣を含めた国会での与野党のやり取り。これもマスコミの切り貼り報道なのでそこを踏まえた上で。まず最近の自民党一部女性議員は執行部の命令からなのか、テレビ受けする言動しかしません。言葉使いも非常に悪い。支持者の方はあれをみて喜ぶのかもしれませんが、普通に低レベルです。M議員、もう一人選挙も行ったこともなかったのに議員になったM議員、そして今回のI議員。レベルが低くて大丈夫なのでしょうか。世襲で硬直化した自民党ですから今更期待もしていませんが、それにしても酷い。あと国会答弁のヤジ。これは民主党にも言える事ですが、国会議員とは思えません。ヤジ担当がいるという事で、国会の慣例になっているみたいですが、前々からいっているように一刻も早くやめるべきです。非常に見苦しく下品です。海外では物を投げるなんていう論外な国もありますが、それにしても国会議員がとる行為ではありません。今度から与野党問わずヤジの内容を記録し名前のテロップでも出せばいいのです。そうすればヤジも減るでしょう。スポーツ観戦と勘違いしているのかわかりませんが、静かにできない小学生と同じかそれ以下です。I議員は色々お下品な言葉で何か仰っていましたが、これまで中国人が不法上陸しても強制送還しかしてこなかった自民党の議員がそんな事言えた義理ではありません。そもそも今回の一連の行動で、相手の行動を読めなかったとしたら政府民主党はその部分は批判されるべきですが、今回やっと一歩踏み込んだ対処をしました。それで色々な問題が分かり、中国の横暴も世界に知れ渡りました。特に欧州では今回の中国の報復行動についての非難が増しており、中国人活動家の方がノーベル平和賞を受賞された事にも影響しているはずです。資源をとられている状況で、日本人も拘束され強硬な態度をとれるわけがありません。それを知っていながら世論受けというか、野党なので批判しないということはありえないので、仕方ない部分もありますが、もっと今後どうすればいいのか議論して頂きたいです。民主党も野党時代には無理な難癖をつけてきたので自業自得かもしれませんが、最近の若手中堅の自民党議員のメディアあり気の下品なパフォーマンスはうんざりです。保守を自称する方があんな下品な言葉を使ってはいけません。昔の豊かだった日本なら政治パフォーマンスも喜ばれたと思いますが、もうそういったものを受けなくなっていると思います。しかし残念ながら美人な議員とかイケメン議員とかそういうったものがもてはやされてきたのでそれも困ったものです。一つ前回の書き込みで訂正があります。中国は本当に油断できない国ですが、ただ日米同盟があれば安全という事でもありません。格下の日本相手に米国が本当にリスクを負ってまで助けてくれることはないはずです。これはアメリカに限らずどの国家でも同じです。自国民以外の国民を自国民の生命を代償にしてまで助けることはありません。日本に利用価値がある間は大丈夫だと思いますが、米国依存はいずれ脱却しないといけません。しかし自立にはリスクが当然伴います。自由と責任は表裏一体です。憲法9条は非常に優れた憲法だとは思いますが、あれで国は守れません。そんなものは幻想です。残念ながらアメリカの軍事力があったからです。米国と中国という巨大な国家と日本は渡り合っていかないといけません。これまで国民も議員も見て見ぬふりをしてきましたが、もうそうはいっていられないとおもいます。蓮舫議員のわきが甘い行動は問題視されてしかるべきですが、結局片山さつき氏にブーメランとなり、下らない事で騒ぐのはやめてほしい気がします。政治がどんどんワイドショー化していっています。際限がありません。その蓮舫さんに関係する問題で、スパコンに関する問題です。日本人がノーベル賞を再び受賞と大変おめでたいニュースだったのですが、産経新聞の記者がまた下らない質問をしたらしく、鈴木氏に蓮舫氏の2位じゃだめなんですか発言について感想を聞かれていました。産経新聞は全国紙と言えない新聞なので仕方ないかもしれませんが、鈴木氏はあの質問問題外だとおっしゃっていましたが、あれは、なぜ2位ではだめなのかその理由を尋ねたのです。マスコミお得意の切り貼り報道で、その部分はカットされていますが、理由を聞いているだけです。それと日本のスパコン事業は本当にお粗末です。以前お話したかもしれませんが、スーパーコンピューター開発は大きく二つに分かれます。スカラー型とクラウド型という二つに大きく分ける事ができます。これまで日本が開発していったのは前者のクラウド型で、今世界の主流は後者のスカラー型です。私も知識がないものでうまく説明できないのですが、クラウド型とは汎用性のない巨大な一つのコンピューターで計算する方法、スカラー型とは汎用性のある小さなコンピューターをいくつも繋いで計算する方法と説明できるかもしれません。クラウド型は他の部門や事業に汎用が聞かないので元が取れない、それ故世界のスパコンを開発している大企業はどんどんスカラー型に切り替えて研究開発をしています。日本だけなぜか国からお金が出ることをいい事に、見捨てられつつある古い汎用性のないクラウド型に固執して研究しているのが現状なのです。性能に至ってもスカラー型上位を占め、世界シェアでもスカラータイプがダントツになっているのが現状なのです。結局ベクトルタイプに対応するアプリケーションがどんどんなくなりつつあり、文字通り化石化していっている最中です。スパコンの開発の一翼を担っていたNPCはスパコン開発から撤退しました。クラウド型の開発は今後も続けているらしいですが、最近ニュースになっていましたが米大手HPと組みスカラータイプのスパコンを開発していきます。世界の流れですから当然といえば当然です。クラウド型に先見の明があるのなら世界の大手コンピューター会社がそちらの研究をストップされるという事はないのですが、現実はスカラータイプにどんどん切り替わっていっています。なぜ理化学研究所が見捨てられつつあるクラウド型だけに固執するのかはわかりません。現在景気の先行きも不透明で、アメリカは何とか景気回復させようとなんでもありの状況になりつつあります。テレビ向けのパフォーマンスは与野党ともに控えて政策の中身で議論してほしいと思います。長々と失礼しました。