2006/10/25(水)00:18
チェロのコンサート
子どもを親に預けた日曜日の午後、友人が中心となって催したJAZZチェロコンサートへ。
アメリカ(おもにNY)で活躍する吉川よしひろさんの演奏スタイルはユニーク。
チェロのソロとは思えないほど多彩に曲を奏で、といっても
奇をてらったものではなく、確かな技術があるからこその、とても憂いの
あるセクシーな音色に、うっとりと聞き惚れてしまいました。
ヨーヨー・マほど上手くないけど、とMCで冗談をいいながら弾いてくれた
「リベル・タンゴ」なんて本当に素敵でした。
もっと聞きたかったなぁ。会場の女性たちみんながとりこになったみたいで、
公演後のCD販売&サイン会では、共演のアメリカ人チェリスト、ショーンさんが
手持ち無沙汰でちょっと気の毒なくらい。
吉川さんのチェロを田舎町で聞くことができたのも、友人と彼女の周りの方たちの
熱意のたまものです。何の後ろ盾もない市民の活動で400人弱入る会場が
満員だったことにも感激しました。
彼女と知り合う何年も前に私が同じホールで見た「ガイアシンフォニー(地球交響曲)」の
上映会を開いたのも彼女だったのです。
吉川さんも、彼女も、本当に情熱の人。
素敵な一日でした。