Naughty Tots!

2014年アメリカ映画、原題も同じく"Maleficent"です。

1959年に制作された「眠れる森の美女」のリメイク版で、主役は眠り姫ではなく

悪役のはずのマレフィセントになったディズニー実写作品です。

アメリカでPG指定、日本ではGです。


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あらすじ

邪悪で欲深い人間の国の君主、ヘンリー王(ケネス・クラナム)は、隣国で妖精達が

暮らす豊かな国ムーアのことを妬み、いつかムーアに攻め入って自国にしようと

狙っていました。

ムーアに暮らす大きな翼をもつ妖精の女の子マレフィセント(エラ・パーネル)は、

ある日ムーアに盗みに入ってきた隣国の人間の少年ステファン(トビー・レグボ)と出会い

ます。

二度とムーアに来てはだめと行ったマレフィセントの忠告を聞かず、ステファンはその

後もマレフィセントに会いに度々やってきました。

やがて16歳になったマレフィセントは、ステファンに恋をして真心のキスをあげますが、

ステファンは心変わりをしてマレフィセントから離れてしまいます。

ついにムーアに攻め入ってきたヘンリー王とその軍隊は、大人になりムーア一強力な

守護者となったマレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)に追い返されます。

一気に弱ったヘンリー王は、マレフィセントに仇をうった者には自分の娘を嫁がせ、

自分の王位後継者とするとお触れを出します。

それを知ったステファン(シャールト・コプリー)は、その夜こっそりとムーアに入り、

マレフィセントの信用を取り戻すと酒で酔わせてその大きな翼を切り取り、持ち帰り

ます。

マレフィセントが死んだとヘンリー王に信じこませたステファンは、まんまと王位と

王女を手にしますが、翌朝激しい痛みに驚き飛び起きたマレフィセントは、ステファン

の裏切りに心を打ちのめされて人がすっかり変わってしまい…。

私の感想

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ステファン王の娘、オーロラ姫役をエル・ファニングが演じています。

幼児の頃のオーロラ役は、アンジェリーナ・ジョリーの実子ヴィヴィアン・ジョリー＝

ピットが演じ、親子共演を果たしていました。

近年、ジュリア・ロバーツやらシャーリーズ・セロンやらメリル・ストリープまで

魔女役や継母役を演じる作品が続いていますが、本作のアンジェリーナ・ジョリーの

役どころに、完全に脇役感や悪役感は感じられませんでした。

美しく描きすぎというか、気を遣いすぎなんじゃ？

崩しどころはなかったのでしょうか。('ε')

昔話の悪役も、視点と描き方次第で180度印象を転換できるのですね。

昔の「トゥーム・レイダー」時代の危なっかしいお転婆なアンジェリーナ・ジョリーは

好きでしたが、今は好きでもなくなったので、特に本作にこれといった感動も強い印象も

ありません。

CG処理全開には目を見張りました。

命を助けられマレフィセントの家来となったがため、時々人間の姿にかえられてしまう

カラス役をサム・ライリーが演じていましたが、カラスから人間の姿に変わる瞬間のCGが

なめらかで驚きです。(|||ノ｀□´)ノ

☆☆



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