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2016.01.27
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カテゴリ:映画鑑賞
「クーデター」

2015年アメリカ映画、原題は"No Escape"です。

アメリカでR指定、日本ではPG-12指定です。



あらすじ



東南アジアの某国の首相官邸。

初出荷の水を試飲しましょうと首相と一緒に乾杯したアメリカ企業カーディフ社社長(マンフ

レッド・イルク)を見送ったSPが首相(ヴィチチャード・フォトフリン)のところに戻ってみる

と、首相は侵入してきた反体制派に殺されていました。

そのころ、住み慣れたアメリカ、テキサス州オースティンを発った飛行機で同国に向かう

ジャック・ドワイヤー(オーウェン・ウィルソン)、妻アニー(レイク・ベル)と幼い娘ルーシー

(スターリング・ジェリンズ)とビーズ(クレア・ギア)。

ジャックはバルブの発明をし大きな契約を取り付けるはずが頓挫して自分の会社を失ってし

まい、カーディフ社水事業技術者として家族で某国に赴任する道を選んだのでした。

某国空港に着いたものの来ているはずの迎えはなく、困っていると同じ飛行機に乗っていた

英国人らしき男性ハモンド(ピアース・ブロスナン)に救われ、その現地の友人ケニー(サハジ

ャック・ブーンタナキット)の派手なトラックで唯一の外国人用ロータス・ホテルに向かいます。

ホテルではお湯は出ない、一部の電気はつかない、テレビ放送も砂嵐状態、会社からの伝言も

ありません。

翌朝再び階下に降り、コンシェルジュに伝言はないかと確認したジャックでしたが、らちが

あかず、新聞もホテル内にはないとのことで、外に自分で買いに行きます。

その道中、市場や通りでジャックを睨みつける現地の人々の視線にただならぬものを感じた

ジャックは、ようやくお目当ての英字新聞を買いましたが、それは3日前のもの。

ふと店の外に出て通りを見るといつの間にか人通りは消え失せ、片方からは火炎瓶を持ったデモ

隊が、もう片方からは武装した機動隊が向かってきておりました。

慌てたジャックは、新聞をかなぐり捨てて乱闘の隙間を掻い潜り、裏通りを走って走って

なんとかホテルの前まで辿り着きますが、通りには殺害された人々の死体が散乱、なんとホテル

前でも武装したデモ隊が欧米人男性1人を取り囲み、その頭部を射殺していました。

ジャックは、急いで非常用階段からホテル内部に入り、家族が待つ部屋になんとか戻ります。

デモ隊はすぐにホテル玄関の簡単なバリケードを突破して乱入し、ホテル宿泊者・従業員らを手

当たり次第に殺し始めます。

妻と次女は部屋にいたものの、長女はいつの間にか1人で階下のプールに泳ぎに行ったというの

です。

ジャックは、妻と次女に部屋で隠れて待つように言って、1人プールに向かい、ルーシーを無事

連れ帰りますが、ホテルの部屋に踏み込んでくる暴徒が宿泊客を順番に襲っていました。

ハモンドの言うとおりに妻と娘2人を連れて屋上に向かったジャック。

屋上には生きながらえた外国人宿泊者と従業員が集まっていました。

カーディフ社による水資源搾取に憤る民衆が、外国人や自分達に異を唱える自国民をターゲット

に襲い始めたのだといいます。軍や警察ももはや崩壊状態。

しかも、地上から屋上を見上げるデモ隊は、カーディフ社の幹部として垂れ幕に載せられたジャ

ックの写真を高々と掲げ、お前の素性はわかっているからなとばかりにジャックに見せてきます。

助けにきてくれたと思い手を振った軍用ヘリからは機関銃が発射されて、屋上に逃れていた多く

が殺されてしまいました。

すぐに気付き身を隠したジャック一家は難を逃れましたが、すぐにでも階下から上がってきた

一派に確実に殺されてしまうのをなんとか防がねばなりません。

常に「敵の10歩先を行かねば生き抜けない」んだと、嫌がるアニー、娘2人と共に隣のビジネス

ビルに飛び移ったジャックでしたが、敵は戦車で砲撃などを始め…。

私の感想



着いたその日に政権が崩壊した見知らぬ異国で、手当たり次第に襲ってくる暴徒から家族共々

命を狙われるという男性のサバイバル物語です。 (; ̄ー ̄A

見ていて、ああ、これはフィクションとうたいつつも、ポル・ポト派により貴重な文化遺産や

教育・経済システムまでが破壊され自国民の4分の1(か3分の1)が虐殺された恐怖の時代を送った

かつてのカンボジアを模して作られたんだろうなと感じました。

凶暴なデモ隊は皆ほぼ一様に、赤のギンガムチェックのストール?を巻いており、それもクメー

ル・ルージュ(ポル・ポト派)のトレードマークでしたから。( ̄□ ̄;)

撮影はタイで行ったようです。



私がポル・ポト時代のカンボジアについて知ったのは1984年制作のイギリス映画「キリング・

フィールド」(アカデミー賞に助演男優賞・編集賞・撮影賞3部門受賞)という作品がきっかけ

でした。

あまりの衝撃的な内容に見ながら涙が止まらなかった記憶があります。

カンボジア人助手プラン役を演じたカンボジア出身の医師ハイン・S・ニョールは、自身も実際

4年間クメール・ルージュに強制労働をさせられた経験の持ち主で、アカデミー賞およびゴール

デン・グローブ賞の助演男優賞を受賞しています。

(残念なことに、1996年にロサンゼルスの自宅近くで強盗に射殺され55歳で死去。私は当初暗殺

されたのかと思いましたが。)

本作では、到着翌日に政変で治安も政権も崩壊、いきなり銃や鉈やこん棒を持った暴徒から命を

狙われるジャック一家は、守ってくれるであろう唯一の砦、アメリカ大使館を目指して懸命に

逃走しておりましたが、その砦もすでに崩壊した後と知り、愕然となりますが、敵に見つかり

さらなる逃走を続ける他ありませんでした。

フィクションでしょうけど、なんとも幸運続きのわずか一日間のサバイバル劇でした。

でもあまりハラハラはしませんでした。なんでかな。

登場人物に感情移入して見れなかったってことでしょうか。

異国であのような事態に巻き込まれたら、ジャック一家のように勇気を振り絞り「敵の10歩先を

行く」覚悟で臨まねばなりませんね。 d(゜ー゜*)

私達日本人の場合、日本大使館に駆け込んで助けてもらえるんでしょうか。

それとも自力で生き延びるのかな。


☆☆☆


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最終更新日  2016.01.31 23:09:27
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