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カテゴリ:映画鑑賞
「コップ・カー」
2015年アメリカ映画、原題も同じく"Cop Car"です。 2017年夏公開予定の新「スパイダーマン」シリーズの監督に抜擢された、ジョン・ ワッツ監督の原案・監督作品です。 主演のケヴィン・ベーコンは、製作総指揮も兼ねています。 アメリカでR指定、日本ではPG-12指定です。
あらすじ
コロラド州クインラン・カントリーの広大な放牧地を徒歩で横断する10歳の家出少年、 トラヴィス(ジェームズ・フリードソン・ジャクソン)とハリソン(ヘイズ・ウェルフォ ード)は、茶色の保安官パトカーを見つけて怯みます。 誰も乗っていないと気付いた2人は、ドアが開き、鍵も見つかり、エンジンもかかった ため、サイレンを鳴らしながらパトカーで草原を走り回ります。 やがて、道に出て暴走していると、対向車の中年女性ベヴ(カムリン・マンハイム)とす れ違います。 子供が運転するパトカーに驚いたべヴは、町で見かけた警官に通報します。 一方、そのパトカーの持ち主である保安官ミッチ・クレッツァー(ケヴィン・ベーコン) は、トランクに入れていた死体をビニールシートに載せ引きずっていき、林の穴の中に 落とし、石灰を上からかけてから一服して、パトカーのところに戻ってみたところ、車が 無くなっていることに驚き、慌てます。 パトカーの中に保安官の制服も、銃も置いてきたため、このことが発覚する前にパトカー を取り返そうと、走って牧草地を抜けてトレーラーハウスの住民の車を盗み、自宅へと 戻ろうとします。 携帯電話で本部の無線係の女性に連絡し、パトカーの無線の調子が悪いから携帯に電話し てくれと伝えます。 白バイに車を止められますが、無線係に偽の通報情報を信じ込ませ、白バイが自分のこと に気付く前に追い払います。 自分のパトカーを盗んだのが子供だと知ったミッチは、他の警察車輌の無線チャンネルを 変えさせて、自分のパトカーとだけ話せるようにして応答を待ちますが、その頃子供たち は、ライフル銃と防弾チョッキを外に持ち出して遊んでおり…。 私の感想登場人物は少なく舞台も限られていたので、低予算作品だろうなあと思いました。 しかし、軽い気持ちで乗りまわし始めたパトカーが実は殺人保安官のものであったと知る 由もない家出少年を演じた子役二人の自然な演技が素晴らしく、また悪者保安官役のケヴ ィン・ベーコンも光っておりました。 w(゜o゜)w 道端にとめられた車を見つけても気をつけないと、気安く近づくと自分も事件に巻き込 まれてしまう可能性があるんですね、アメリカって。 怖いな。( ̄□ ̄;) 走り去る勇気も必要なんでしょうね。 それにしても悪者は臨機応変、頭が切れるもんですね。(-ω-;) 大人でも銃を向けられて脅されると大きなトラウマになって一生苦しみそうですが、子供 ならなおさらですね。 しかし、小さいながらも必死で耐えて戦っていたのが、印象的でした。 ハリソン役のヘイズ・ウェルフォードくんは、今年公開の「インデペンデンス・デイ:リサ ージェンス」にも出演しているそうです。 見るときは、どこに出てるか是非探してみようと思います。 ☆☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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