大渦大賞開設69周年記念競走(鳴門) レース展望
2週間近い休みを終えて、次節G1鳴門周年が15日から開幕します。この休みが最近の悪い流れを断ち切るリフレッシュ期間になっていればいいなと、楽しみにしていますがどうなるでしょうね。それでは、いつものように公式のレース展望を確認したいと思います。今回も、特設サイトと公式パンフレットのレース展望を確認します。まずは、特設サイトから。『 爽やかな風が吹く5月に大渦大賞が開催されるのは、松井繁が優勝した55周年以来14年ぶり。地元の田村隆信(徳島)と山田祐也(徳島)の両者は11月に当地で行われるSGチャレンジカップ出場を今年の目標に掲げており、走り慣れた水面で賞金の上積みを図りたい。丸野一樹(滋賀)は昨年当地で行われたPG1BBCトーナメントでV。続くSGグランプリでは優出と一気にブレイクした。一流レーサーの仲間入りを果たしており、今節は当地G1連覇を目指す。 石野貴之(大阪)は当地でSGをV2するなど抜群の実績を誇るが、今節は温水パイプが外れる4月戦以来の登場。現行モーターで一度走れる点は地元選手に次いで大きなアドバンテージとなりそう。毒島誠(群馬)は1月のG1芦屋周年Vをはじめ、各地で優出を量産中。岡崎恭裕(福岡)は当地通算勝率7.26と遠征勢の中でトップクラス。どちらも当地周年覇者として、水面相性は申し分ない。西山貴浩(福岡)は当地V3で得意としており、昨年の68周年では準優勝という結果を残している。 藤山翔大(大阪)と菅章哉(徳島)は伸びに特化した仕上げでまくり勝負に出る。他には茅原悠紀(岡山)、前本泰和(広島)、森高一真(香川)といった大舞台で活躍する面々も上位争いを狙っていく。 地元勢は総勢9名が参戦する。島村隆幸(徳島)は今年に入り当地でV2と活躍が著しい。勝率面でも5期連続の7点オーバーと好調で、いつG1タイトルを手にしても不思議ではない。また経験豊富な林美憲(徳島)、興津藍(徳島)、市橋卓士(徳島)に加えて、堀本和也(徳島)や西野雄貴(徳島)も地元周年となればいつも以上に気合が入る。 この時期は南寄りのホーム向い風が大半を占め、1コース1着率は全国平均と比較すればやや低めの傾向。2から4コースが積極的に仕掛けて5コースのまくり差しが決まりやすくなる場面も多く、穴党ファンはチェックしておきたいところだ。』大舞台で活躍する選手ということで、茅原選手の名前も載せられています。名前があるだけで嬉しいですが、鳴門は相性の良い水面だけに、もう少し大々的に取り扱ってもらっても構わなかったのですが、控えめな扱いです。次回は大々的に取り扱ってもらえるよう、今回活躍するしか無いですね。次は公式パンフレットの確認。こちらは、控えめにも名前が出てきませんでした。各選手紹介の短いコメントはありますので、そちらを確認。『1月戸田周年での節間4勝は全部捲り勝ちだ。』確かにそうですが、このコメントは振りなんでしょうか(笑)今回もまくりまくってほしいということなんでしょうかね。確かに、最近はまくりのイメージが強いですから、それも期待したいところです。続きまして、ドリーム戦メンバーを確認します。今回もWドリームとなっています。もちろん茅原選手は選ばれています。茅原選手が出場するのは初日の12R。まだ枠番は決まっていませんがメンバーを登番順で書いておきます。田村 隆信西山 貴浩茅原 悠紀藤山 翔大丸野 一輝山田 祐也まあ、1号艇は田村選手なのでしょうが、茅原選手は何号艇になるでしょう。登番順で3号艇とかでしょうか。茅原選手より若い選手も多いので6号艇はないでしょうね。最後に、鳴門の注目モーターを確認します。といっても、鳴門のモーターは4月からの使用開始しているので、周年記念で5節目。使用回数が多いモーターでも3節しか使用していないので相場はまだ定まっていません。それだけにどのモーターを引いても楽しみがあって良い感じです。ですが、その中で良さそうな感じがしているのが20号機。こちらは、3節で優出2回。しかもB1選手しか使用していません。それで、2連対率も40%超え、展示タイム順位も2.4で、レースタイムも現役モーターで最速と抜群の成績と数字を残しています。このモーターは引けるものなら引いて欲しいですね。逆に引きたく無いのが56号機。使用3節で優出2回と20号機と同じような成績で、2連対率は50%と高いです。しかし、前走使用したのが石川真二選手ということで、モーター素性云々よりもペラの形に泣かされそうなので、勝率高いモーターでも引かない方が無難かと思います。