G1つつじ賞王座決定戦(津) レース展望
茅原選手の令和最初のレースが間もなく始まりますので、いつものように次節のレース展望をチェックしたいと思います。次節は、G1つつじ賞、津周年です。2ヶ月程前に終わったはずのつつじ賞がまたやってくるわけです。しかも、今回は令和初のG1というありがたい?タイミングで開催されます。なんとも縁起のいいことだと思いきや、今回が最後のつつじ賞という寂しい話だったりします。戸田のプリムローズと並ぶ花の名前を冠したG1が無くなるのは寂しい気がしますね。それに、63周年記念のつつじ賞の優勝は茅原選手でしたから、茅原選手が優勝した大会の名前が無くなるというのも寂しいです。そんあ最後のつつじ賞で茅原選手がどれぐらい注目されているのか、特設サイトにある「レースの見どころ」と公式パンフレットの「総展望」を確認したいと思います。『「令和」最初のG1として注目を集めるこの津周年は、同時に「つつじ賞王座決定戦」でのタイトルでは最後の大会になる。しかし、時代は移ろうが、三重支部のエース・井口佳典(三重)の中心は1ミリも動かない。今年も早々と蒲郡周年を制し、以降も各地のG1で主役級の活躍。前回66周年が不本意な結果に終わっただけに、ここは気迫の巻き返しへ。 新田雄史(三重)と安達裕樹(三重)もここは前回周年の悔しさを晴らす一戦となる。さらに地元勢では、春園功太(三重)と松尾拓(三重)が記念で頭角を現すなど楽しみが増えてきた。令和最初のG1にふさわしく遠征勢も超豪華。なかでも脅威なのが当地G1優勝8回の松井繁(大阪)と、グランプリを制し史上最強レーサーの道をばく進中の峰竜太(佐賀)だ。 同じく昨年のSG戦線を盛り上げた毒島誠(群馬)、白井英治(山口)、菊地孝平(静岡)もV戦線に絡むのは必至。2月の前回大会を圧巻の強さで制し連覇に挑む瓜生正義(福岡)や、当地SG覇者の太田和美(大阪)、当大会V3の実績を持つ濱野谷憲吾(東京)と水面巧者も多い。 さらに、今年のSG開幕戦・戸田クラシックを制した吉川元浩(兵庫)や、これに続けとSG優勝を目指す池田浩二(愛知)や茅原悠紀(岡山)、辻栄蔵(広島)らの動向にも注目だ。』特設サイトへのリンク↓『エース・井口が最後のつつじ賞へ臨む 始まりがあれば終わりもあるように、新元号最初のGⅠは、最後のつつじ賞。津市の花にちなみ、昭和47年(20周年)から「つつじ賞王座決定戦」の名称で行われてきたが、今回で一区切りを迎え、来年からは新名称(今節終了後に公募の予定)で行われる。 新元号「令和」となっても本命は三重支部の歴史をことごとく塗り変えてきた井口佳典(三重)だ。前回大会は準優のアクシデントにより途中帰郷に終わったが、地元エースとしてリベンジに燃えている。66周年覇者・瓜生が周年連覇へ挑む 井口以外にも、歴代覇者がズラリと顔を揃えたのが今大会の特色だ。現在B2級の篠崎元志こそ不参加だが、今村豊(山口)、西島義則(広島)、松井繁(大阪)、山下和彦(広島)、濱野谷憲吾(東京)、魚谷智之(兵庫)、瓜生正義(福岡)、安達裕樹(三重)、茅原悠紀(岡山)と、つつじ賞のフィナーレを飾るかのごとく現役はほぼ勢揃い。特に瓜生は直近の66周年V。当時は約3年ぶりの参戦だったが「いつ来ても乗りやすい」と2002年に新鋭王座を制した好相性プールだけにブランクは無関係だった。連覇を強く意識して臨む。峰、毒島は機力不問で見せ場を作る また、前回大会で連日のように見せ場を作ったのが峰竜太(佐賀)と毒島誠(群馬)。機力面では下位に近い状況だったが、ターン技術で巧みにカバーして両者とも準優1号艇をゲット、優出も果たした。モーターさえ互角なら圧勝しても驚けない。 その他では、三重No.2の新田雄史(三重)、戸田クラシックを制したばかりの吉川元浩(兵庫)、今年に入ってGⅠを制している池田浩二(愛知)、菊地孝平(静岡)らもシリーズを盛り上げてくれるだろう。若さは武器!地元ルーキー松尾&春園 伏兵では三重の次世代を担う松尾拓(三重)、春園功太(三重)に注目したい。いずれもGⅠ優出経験があり、強敵相手でも互角に戦えるレベルに成長。比較的ベテラン勢が多いメンバー構成だけに、若さは何よりの武器となる。』公式パンフレットへのリンク今回は、特設サイトでも、パンフレットでも茅原選手の名前がバッチリありますね。さすがつつじ賞覇者ですね。今回のつつじ賞ではドリーム戦とは別に、初日の11Rが「つつじ賞覇者バトル」と題した企画レースも開催されます。そちらに茅原選手も出場します。まだ枠番は決まっていませんが、11Rに出場するメンバーは次の通りです。つつじ賞覇者バトル今村 豊松井 繁山下 和彦魚谷 智幸安達 裕樹茅原 悠紀なかなか渋いメンバーの中に茅原選手も混じってレースします。もちろんこれだけでなく、ちゃんとドリーム戦にも選ばれています。今回もWドリームですが、茅原選手は2日目の12Rで登場します。そちらは枠番も決まっています。枠番とメンバーは次の通り。2日目12R「ツッキードリーム」1号艇 峰 竜太2号艇 池田 浩二3号艇 茅原 悠紀4号艇 松井 繁5号艇 吉川 元浩6号艇 辻 栄蔵最近はドリーム戦6号地ばかりでなく、いろんな枠番での出走が増えている印象。今回も3号艇です。あと2日連続で松井選手と一緒に走ることになってますね。63周年で優勝しているので相性も悪くないですし、2ヶ月ほど前の66周年の時は優出してますから、今節もやってくれると期待したいと思います。令和最初のG1チャンプになってくれると嬉しいですね。あと、次々節はSGですから、そちらを見据えてコンディションを整る必要のある一節にもなるでしょう。先を見据えながら、頑張って欲しいとも思います。67周年記念。最後のつつじ賞の前検は明日です。