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カテゴリ:1学期
今日の学級日誌を見ると、”現代文は暗記もの”と書いてありました。 彼らは中学3年間、4割以上が漢字で残りが実力問題の国語の定期テストを受けてきました。 実力問題ですから毎回授業内容とは関係がなく、授業中に取り組んだことへの評価はいつどのような形でされていたのか不明です。 それより何より授業自体が3年間ずっとほぼ漢字の勉強だったのには驚きました。 高校になってからは中間も期末も古文単語が4割、あとは実力問題。現代文のテストで古文単語? よって、彼らは未だに普通の国語の定期テスト問題を見たことがないと思います。 国語の影響というのは甚大で、まず言語に関係していますから、言葉が弱いと思考が単純になって稚拙なものの考え方になると思われます。 情感を表現するにしても、言葉は大切ですし、情感そのものも頭の中で言語化して整理するわけですから、国語力が弱い人が情感を豊かに育むことはなかなか難しいでしょう。 この学年は、大変幼いと他の先生方から言われますが、その原因の一端は国語力のなさにあると考えています。 今からでも何とかして国語力を養っていきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.08 14:22:21
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