マウスの単位は１ミッキー

人間は自分の潜在能力の３０％しか使う事が出来んが、北斗神拳は残りの７０％を使う事に極意がある！（ｂｙケンシロウ）

ＰＣに付属のソフト、１００％活用してますか？謎のＰＣメンテ員です。

まー、実のところ自分もＰＣの３０％も活用してないんじゃないかな～と思うわけで、咄嗟に「＊＊はどうやったらできますか？」なんて聞かれたら、まずググって、次に実際にその手順でやってみて結果を確認して、それから「これはこうこう、こうですよ」としたり顔で応対する始末（＾＾；

「技術的に可能」であるのを知っているのと、それを実際に「できる」のとではマリアナ海溝くらい深い溝があるものです。


話変わって、我が家にはＦＡＸなどという文明の利器は存在しません（爆

自分ってばＡＭラジオ番組大好きで、たまに番組に曲のリクエストなんぞを送ることもあるのですが、そーゆーのって大抵受け付けはＦＡＸなんですよね～。最近はメールで受け付ける番組も増えてきましたが。

んで、どうするかというと、自分の場合、メインプロバイダのNiftyのＦＡＸ送信サービス、つまりメールを先方にＦＡＸとして送信してくれるサービスがあるので、こいつをよく利用します。


そんななか、拙Blogによくコメントをくださるsnowmさんの日記を拝見していたら、『そーいや、ＸＰってＦＡＸ送信機能付いてたよな～』ってのを思い出した次第。

ところがそのＦＡＸ機能は使ったことナッシング。


はい、枕が長くなっちゃいましたが、そーゆー訳で、普段見向きもされず埋もれているＸＰのＦＡＸ機能を試してみることにしました。

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材料

必要なもの：ＦＡＸモデム内臓ＰＣ

ウチのデスクトップＰＣは自作なのでＦＡＸモデムカードなんぞは付いておりません。ところがタイミングよく？先日買った親のノートＰＣにはＦＡＸモデム内臓してました！


↑本日のイケニエ。NEC LAVIE LL550



↑んで、ＡＤＳＬモデムの電話機側コネクタとＰＣのモデム端子を電話用モジュラーケーブルで繋ぐ、と。

実際は←のような分配器をＡＤＳＬモデムと電話機の間にかまして、分配するのが実用的かも。

下ごしらえ

ＸＰのＦＡＸ機能は、標準ではすぐ使えません。下ごしらえが必要です。

1. WindowsXPのコントロールパネルからプリンタとその他ハードウェア→プリンタとＦＡＸを表示。
   
2. 
   
   そしたら、プリンタとＦＡＸウィンドウの左上にＦＡＸのセットアップってのがあるので、これをクリックすると、ＦＡＸサービスのインストールが始まります。
   
3. 
   
   ＦＡＸサービスのインストールが完了したら、プリンタ欄にＦＡＸのアイコンが出来ます。同時に、先ほどは「ＦＡＸのセットアップ」だったのが「ＦＡＸの送信」に変わっているので、これをクリック。ＦＡＸ構成ウィザードが開始されます。
   
   
   
4. 
   
   ＦＡＸの送信者欄に印刷される送信者、つまり自分の住所指名等を入力
   
   
   
5. 
   
   ＰＣで送信も受信もできるようにチェックを入れる
   
   
   
6. 
   
   受信時どうするかの設定。今回はフォルダに保存するにチェックを入れて、マイドキュメントにＦＡＸを画像データとして保存するように設定
   

以上で主な設定は終わり。

最後にWindowsファイヤーウォール、もしくはセキュリティソフトのファイヤーウォールが反応することがあるので、通信を許可するように設定します。

＃そうしないといつまで経ってもＦＡＸ送れません（＾＾；





設定が終わったら、ＦＡＸ送信ウィザードが起動します。たちまちＦＡＸする用事がなければ、このウィザードをキャンセルします。

送信してみる　その１

先ほどの「プリンタとＦＡＸ」ウィンドウからＦＡＸ送信をクリックすれば、ＦＡＸ送信ウィザードが起動します。

1. 
   
   受信者情報：ここに送信先の宛先と、ＦＡＸ番号を入力します。「ダイヤル情報を使う」の項目は説明するのがメンドクサイので（笑）、今回はいきなり市外局番からフルで入れちゃいます。
   
   
   
2. 
   
   送付状テンプレートはテキトーに。送付状はＦＡＸコンソールでオリジナルのものも作れますが、今回は省略（笑
   
   件名、もしくはメモ欄に用件を書いてウィザードを進めていけば、送信できます。
   
   
   
3. 完了ボタンを押す前に、相手に送信されるＦＡＸをプレビューすることも可能。
   
   こんな感じで。
   
   
   
4. 
   
   ウィザードの完了をクリックすると送信開始
   

他には、標準ならスタート→全てのプログラム→アクセサリ→通信→ＦＡＸからＦＡＸコンソールを起動（な、長い（＾＾；

ここからファイル→ＦＡＸの送信でも送信ウィザードが起動します

送信してみる　その２

Wordなどの文章を送信する場合は、Wordの場合、送信したいファイルを開いてからファイル→送信→ＦＡＸの宛先でＦＡＸ送付状ウィザードが起動。


そのウィザードに従っていけば（実質２ステップ）ＦＡＸ送信ウィザードに引き継がれて送信が可能です。

その他の場合は試してないので、各自いろいろ試してみてください（＾＾；

受信してみる

えー、送信テストするにも相手が居ないとテストできないので、ＦＡＸ持ってる知り合いに動作つきあってもらいました。本文に「届いたら返信してね（はぁと）」と書いて。

そしたら先方からＴＥＬかかってきて『「返信してね（はぁと）」って言っても、ＦＡＸ番号書いてないから返信できんのだけど・・（－－メ）』
あ、そーいやさっきどうせテストだからと、送信者欄デタラメに設定してた・・・手屁っ☆ミ
＃「手屁っ☆ミ」ぢゃねーよ


最初の設定で、ＰＣで自動的に受信するようにしておいたので、かかってきたらホントに自動で受信し始めました。着信音が黒電話のベルなのはご愛嬌？（笑

＃下のログは、「オプション」をクリックして表示／非表示を切り替えられます


受信完了


ＦＡＸコンソールの受信トレイにちゃんと受信されてる


マイドキュメントに保存するように設定したので、ちゃんとＦＡＸが入ってる。


ちゃんと受信できた。あとはプリンタで印刷するだけ？

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なんだ、簡単じゃねぇか！（ｂｙ高倉　健）


なんか、やってみたら意外と簡単で、結構使えることがわかりました。うん、次からはラジオの投稿はこいつでやっちゃおう♪

ネタを提供していただいたsnowmさんに感謝。