2013ドイツ・イギリス旅行記[3]エッセン街歩き
エッセン街歩き (2013/10/23) 準備中のブースばかり見ていても仕方ないので、ホテルに戻り、エッセン中央駅前から伸びる道沿いに街を散歩することになった。去年スタッフTと散歩したが、スタッフSにとってはこれが初めてのエッセンだからだ。 いろいろ店が開いて、楽しそうな予感カレンダー上は去年より少し遅い。記憶では、エッセンの街がライトアップされるお祭りが近いはずだ。そのためか、街が少し華やいでいる。 いきなりの、リンゴ飴 写真中央あたりに盛られているオレンジを買ってみた。(あとでホテルに帰って食べたら、酸っぱかった。) 去年も見かけた教会。 撮りそびれたので、去年の写真を.. せっかくだから、今回は入ってみることにした。(撮影禁止なので、内部の写真は無し。) いやあ...、ヨーロッパの教会はどこも雰囲気がありますなあ。静かで、適度に重みがあって、どこか気持ちが落ち着く。僕はクリスチャンではないけれど。 (中庭)再び、街歩きへ。何やら小型のメリーゴーランドがところどころに置かれていて、楽しそうだ。普通の街の歩行者中心の道路にいきなりメリーゴーランド。...日本ではあまり見かけない光景だ。 美味しそう... そういえば、今回はまだソーセージを食べていなかった。 というわけで、本年の初ソーセージ。(笑) さて、初ソーセージの後はやっぱり"初ドイツビール"といかねば。ちょうど近くに、去年入ったレストランがある。スタッフTと怪しい日本蕎麦&ラーメンを食べた後に、口直し(!)にビールを飲んだ「DER LOWE」という店だ。 ※これも去年の写真。(どうもこの日は写真を撮り忘れがちだった。) 店に入って適当に座れと言われ、その後なかなか注文を取りに来てくれなかったが、ようやく頼んで出てきたのがこれ。 いやあ...待たされた分、とっても美味しい。名前をメモしそびれたけど。(苦笑)去年はビールだけ飲んで出てしまったが、今年はちゃんと料理を頼むことにした。 名前は忘れたが、要するにポークステーキ そういえば、ザウアークラウト、ドイツで初めて食べた...一方、スタッフSはこれだ。 シュニッツェル、いわゆるドイツ名物のカツレツ 一昨年ケルン駅内の店で食べて『何だか、塩っぱいカツレツみたいだなあ..』と思っていたが、本当にカツレツだとはその時知らなかった。カツレツだと思って食べると、美味しい気がするな。(なんだ、その感想?) いやいや、ちゃんと美味しい店でしたよ、はい。(^^) さらに道を進むと、途中に教会が二つ。教会って、こんなにあちこちにあるものなのか.. それぞれ歴史が感じられる風格で、ガイドブックに載っている建物ばかりが偉いわけじゃないんだな、と感じさせられる。(それは人間も同じ。) やがて大通りに出たので、このへんで引き返すか、迂回することにした。と、スタッフSが声を上げた。 「コインランドリー、見つけた!」 どう見てもコインランドリー ほんとだ。先日エッセン・シュピールに参加する女性陣の間で、コインランドリーは無いか?と話題になっていたのだ。男性は気づきにくい盲点で、そう言われてみれば確かにこちらにはコインランドリーがあまり見あたらない。(ホテル近くにも見たことが無い。)そんなわけで有益情報だと思うので、ここに情報を載せておきたい。 エッセン中央駅からも歩けるが、最寄りはUバーンのRheinischer Platz駅。駅を出たら、 この景色の方向に向かって一直線に歩けば、それほど歩かずに見つけられると思う。 Friedrich-Ebert-Straße 77, 45127, Essen, Deutschland(自転車屋さんの隣) ぶらぶら歩いているうちに、すっかり暗くなってきた。Rheinischer Platz駅からUターンして、先ほど通った道の1つ隣を歩きながら、ゆっくりとホテルに引き返すと、途中にちょっと興味深いレストランが見つかった。 「バルカンホフ」 バルカンって、あのバルカンだろうか?いやもちろん、論理的で身体能力に優れた宇宙艦隊士官じゃなくて、太陽系内にあって水星の内側を回っていると噂されて否定された惑星でもなくて、バルカン半島のバルカン。でも、ステーキハウスと書いてあるような.. メニューが飾ってあったので、眺めてみた。 いよいよ判らない。(^^;)でも何となくブルガリアとか、ルーマニアとか、ギリシャっぽい感じがする。面白そうだけど、何かの宗教色が強かったら入りづらいな。..今日は食事を済ませてしまったので、また調べてから再訪しようと思った。追記:調べたら、「伝統的なバルカンと各国料理を組み合わせた新鮮な地中海料理と季節の料理」だそうだ。(入れば良かった^^;)[バルカンホフ] 異国の街歩きはこういうのが楽しいのだ。興味の赴くままに歩いて、店を眺めて、写真とほとんど読めないドイツ語から推測して、あれこれ想像する。一昨年はほとんど何も見なかったエッセンの街だが、こうして毎年歩くことで、少しずつ身近になっていく。 (かといって、あんまり身近になっちゃうとつまらない(笑))この日の散策はこれでおしまい。 <一つ前|次へ>