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2023.12.09
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カテゴリ:河合奈保子さん
「歌謡曲 meets シティ・ポップの時代/鈴木ダイスケ/シンコー・ミュージック・エンターテイメント/2023年12月6日発行」ですが、表紙に江口寿史さんのイラストがあり、早速購入して読むと、下記部分に河合奈保子さんが紹介されていました。

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(1)p41 「太陽の下のストレンジャー/作詞:売野雅勇、作曲:八神純子、編曲:鷲巣詩郎」
一部を紹介します。

近年のシティ・ポップ・ブームで松原みき、泰葉に続いて八神純子の「黄昏のBAY CITY」(1983年作品)が注目されている。ちょうどこの時期の八神が楽曲提供していたのが河合奈保子だった。アルバムにはシングル曲が一切収録されていないが、その分トータリティは高く、純粋に彼女のヴォーカルを堪能できる一枚になっている。
特に本楽曲は打ち込みのデジタル・ポップとブラック。ミュージックの融合ぶりが見事な出来で、途中のラップ導入も含め先鋭的。伸びやかな河合の歌声とのマッチングも実に心地よい仕上がりだ。ちなみにこの時期の八神は前年末に「黄昏のBAY CITY」収録のアルバム『FULL MOON』を発表後、所属していたレーベルを離れており、『FULL MOON』で表現されていた方向性がより研ぎ澄まされスタイリッシュになった印象もなくはない。

~ 河合奈保子は本作以外にデヴィッド・フォスターのプロデュースによる全曲LA(ロサンゼルス)録音の『Daydream Coast : デイドリーム・コースト』を初め1980年代中盤以降、質の高い作品を何作も残しており、徐々に制作にも参加。歌手活動後半はほぼ全曲を自身で作曲している。竹内まりやという前例はあるものの、筒美京平、八神純子、来生(きすぎ)姉弟、と日本で名うでのクリエーター、ミュージシャンと絡んでいくことで音楽的に成長した稀有な事例ではないだろうか。1986年には自作曲でシングル、アルバムともに制作することが増えていき、1990年の『ブックエンド』まで全曲の作曲を担当したアルバムを5枚リリースしている。引退前に発表された『engagement :エンゲージメント』のみ自作曲は収録曲の半分のみだが、岸正之、MAYUMI、中崎英也らの提供楽曲を見事に歌いこなしている。2006年、実に久し振りの作品をリリースしているが、今の彼女の歌声を聞きたいファンは決して少なくないはずだ。

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(2)p126~127 作・編曲家・林哲司さんのインタビュー。
林哲司さんが河合奈保子さんに作曲した「デビュー」、「ラヴェンダー・リップス」について、林哲司さんと鈴木ダイスケさんのインタビュー記載があり、一部を紹介します。

(鈴木)林さんの曲がシングルになるアイドルを見ていると、たとえば河合奈保子さんの「デビュー」を聴いた時に、ひと皮むけさせたい歌手に難易度の高い曲をトライさせるという役割で使われたりもしていたのかなと思っていました。

(林)もしかしたらそうだったかもしれない。でも自分から意識してそういう風に取り組んだのは、松本伊代さんだけですね。彼女の場合は、アイドル時代とはっきり変えたいという制作側の意図があったから、それまで(筒美)京平さんがやられていた頃の世界とは一線を画すような作り方でいいんだっていう、はっきりとしたコンセプトがあって、たとえば河合奈保子さんの作品でも「デビュー」の頃はやっぱりアイドルに近づけてるんです。でも「ラヴェンダー・リップス」あたりになると、完全に自分のエッセンスで作っています。河合奈保子という歌手には歌唱力があるんで、アイドル歌手として、自分のポップスにあてはめるっていう図式はあるかもしれない。

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↓「歌謡曲 meets シティ・ポップの時代/鈴木ダイスケ/シンコー・ミュージック・エンターテイメント/2023年12月6日発行」
表紙に江口寿史さんのイラスト。








(1)p41 河合奈保子さんの曲「太陽の下のストレンジャー」の紹介がある。
「太陽の下のストレンジャー/作詞:売野雅勇、作曲:八神純子、編曲:鷲巣詩郎」

*1984年6月に発売された河合奈保子さんのアルバム「Summer Delicasy:サマー・デリカシー」の1曲目が「太陽の下のストレンジャー」。
八神純子さんが作曲され、歌の間奏部分は、純子さんの配偶者・ジョン・スタンレーさんがラップを吹き込んでいる。
私は大学に入学した頃に購入したアルバムで、テープに落として、ウォークマンで毎日聴いていた。
この歳になっても、この曲はパソコンのスタートアップに設定しており、毎日、聴かない日はないくらい大好きな曲。
今朝も起きてから、すでに20回以上聴いた。












↓ 河合奈保子さんのアルバム「Summer Delicasy:サマー・デリカシー」の1曲目が「太陽の下のストレンジャー」。1984年6月1日発売。
「太陽の下のストレンジャー/作詞:売野雅勇、作曲:八神純子、編曲:鷲巣詩郎」



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↓ 八神純子さんのアルバム「FULL MOON:フルムーン」の3曲目が「黄昏のBAY CITY :たそがれのベイシティ 」。









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↓ 八神純子 ベスト・オブ・ミー。




↓「黄昏のBAY CITY :たそがれのベイシティ 」が収録されている。




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(2)p126~127 作・編曲家・林哲司さんのインタビューより。




↓「デビュー Fly Me To Love /売野雅勇作詞、林哲司作曲、鷲巣詩郎編曲、河合奈保子歌/1985年6月発売」







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↓「ラヴェンダー・リップス/売野雅勇作詞、林哲司作曲、萩田光雄編曲、河合奈保子歌/1985年10月発売」









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最終更新日  2023.12.17 22:40:47
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