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2004.06.29
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カテゴリ:薀蓄―生活っ。
「30元より大切なものが失われてしまった。」
(某紙の見出しより抜粋。
 しかしこの見出し、読んで泣くべきか、
 はたまた、ありえないと嘆くべきか・・・)

先日、中国某市で
『急患を輸送しにいった救急車が高速料金所で止められ、
「患者が乗っていない救急車に料金を請求すべきかどうか」
について口論、そのため到着が遅れ、患者は・・・』
という記事があった。

それを見た私のボスが一言。
「大都市は海外向けの(保険指定の)病院もあるから比較的安心だけど、
 田舎は現金が一番。カード(海外保険)はいまいちなんだわ。」
「何故です?」

「1.地方には保険指定の病院が少ない/無い。
 2.あっても中心部であろうから、
  災害場所から離れていることが多い。
 3.中心部なので、渋滞している可能性がある。
まず、これらの理由から
病院到着までの時間がかかる可能性があるわな。
さらに、上手く指定の病院に辿り着けたとしても、
やれ同意契約だ、サインだ、身元確認だ、保険会社に問合せだ、と
これもまた時間のロスになるわけ。
その間、治療を受けていられればいいけど、
場所によってはどうかわからんからな。」
「なるほど・・・しかし、詳しいですねえ。」

「いや、私の友人が地方の工場に出向いたときに怪我してな。
痛がっている本人に向かって治療より先に
カード番号確認していたらしいと聞いたんだわ。
と、いっても昔の話で、最近は少なくなっているらしいけどな。
ま、でも、現金が一番、ワシなら真っ先に札を出すな。」
「お金が無い場合はどうするんです?」

「そんときは、ほら、アレや、パスポートでも見せて、
『ワシは日本人で金持っているから早よ治療せいや~』
とか言ったらええねん。
実際、身分証を預ければ、後払いも可能らしいしな。」
「う~ん。」

まあ、これが『正解』であるとはいえないけれど、
スムーズな対応が望めない場合の対策として、考えておくのも一興かと。






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Last updated  2004.06.29 20:26:56
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