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カテゴリ:本
「その2」で、低学年で読んだ印象深い本がないと書きましたが、本屋をやっていると有り難いもので、たまたまお客さんに聞かれて思い出しました。 「エルマー」シリーズです。 結構定番ですね。 さて、小学校も高学年になると、自分で本を選ぶようになりますが、歴史の授業が始まる事もあって、男の子は歴史、戦記物に走る場合が多いのではないでしょうか? 私はそうでした。 最初に読んだのが「千早城の…」正確なタイトルは忘れましたが、要するに子供向き太平記ですね。楠木正成が主人公でした。 最初に読んだのがこれだった影響で、いまだになんとなく南朝びいきです。 この本は、源氏物語をめぐって、角川書店創始者の「角川源義」が謎解きをする物語ですが、背景に南朝や、足利義満とかが出てきて、面白かったです。 その後、歴史伝記物を一通り読みますが、思い出に残っているのは、中学受験…したんですけど…の時に、面接があって、「好きな本は」って聞かれて「太閤記」って答えたんですね。 「どんなところが面白かったですか」って聞かれて、かなり緊張していたので答えが出てこなくなって仕方なく「はげねずみっていうあだ名」って答えちゃいました! 「やばい」って思ったけど、面接で落とされた人はいませんでした。私も大丈夫でした。 ついでに書いておくと、結局この中学には入れませんでした。最後の「くじ引き」で落ちました。 私はいまだに「くじ」に弱く、くじで良い物に当たった試しがありません… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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