アポロくん 2
活動しているといろいろな人に出会う機会に恵まれます。ブログでは苦情ばかりを記載してますが、実際は理解を示してくれる方の方が多いです。そんなご近所の方から、事故に遭ったのか病気なのか、ふらつきながら歩いていた猫を保護・治療し、自力で食事・排泄出来なくなってしまったその猫への給餌やおむつ替え等、一生懸命お世話してる方がいるという話を以前聞いて、そんな人がご近所にいるのかととても嬉しく温かい気持ちになりました。そして8月 いつも通り猫にごはんをあげていると、一人の女性に声を掛けられました。「ようやく会えました」手にはキャットフードと器。同じように猫達の事を気に掛け、しかもちゃんと適切な餌やりをしてくれてる事にとても嬉しく感激です そして色々話をしているうちにあれ?と思い「もしかして、ふらついていた猫を保護しおむつ替えなどのお世話している方ですか?」「そうです。」感激倍増です!ただ、その猫ちゃんは先日天寿を全うし旅立たれたとの事でした。何でも、公園の猫が他の強い猫に追いかけられ必死に逃げている場面に遭遇し、その逃げていた猫が避難しごろにゃんと擦り寄って来たのがご主人の足だったそうです。それから現場でよく遭遇するようになり、色々フォローして頂くことも多く、とても有難く心強く一緒に猫達のお世話をするようになりました。クロスケを抱いて家に急ぐ途中、これから現場に向かうこのご夫婦に遭遇しました。汗まみれの私と腕の中のクロスケを見て非常にびっくりした様子でした。その後もクロスケの事をとても心配してくれていたので、思い切ってクロスケの飼い主さんになって頂けないか、もしくは里親さんを探すための里親会への送り迎えをお手伝い頂けないかとお願いしてみました。少し戸惑われていましたがご夫婦で話し合って下さったそうで、後日ご夫婦揃って現れ、「里親会参加の為でも一度我が家に入れたらそのコはもううちのコです。先日nekoboboさんと知り合い、クロスケを抱いて帰る所に遭遇したのも何かの縁です。」というお返事を頂き、クロスケの飼い主さんが見つかりました。1回目の通院で補液してもらったもののクロスケの食欲のなさは相変わらず。しかし、淋しいのか一人にすると絶叫する元気はある…。試しにケージをリビングに移動。お兄ちゃん猫のそばに行きたいクロスケ。拒絶するチキンなまるお。前回の診察から1日あけて2回目の通院。体重は殆ど増えていませんでした…。ただ、前回よりは幾分体力的に大丈夫そうだからと、補液に加え2週間効く抗生物質・コンべニアを投与してくれました。これが効果ありました。翌朝からは自力で食事を採るようになりました。1回に食べる量はまだ少なめですが、数時間置きにごはんを欲しがるので都度新鮮なウェットを補給。夜にはカリカリまで食べるようになっていました。ノミ・ダニの駆除も完了。ただ、虫下しは大事をとって見送り。ねこのおもちゃで遊ぶ余裕も。おもちゃに釣られ一緒に遊ぶ単純まるお。しかしなぜかクロスケの1番のお気に入りはプーのようで、プーが歩くとついて回る。戸惑い、イラつき、逃げ惑うプー。いつも1番ワガママなんだからたまにはいいでしょ ぷぷっ( ̄m ̄〃) 試練たいこの猫達の不妊手術は、多くの方々のご支援と公益財団法人どうぶつ基金のTNR助成金にて行っています。