日本は、動物愛護後進国から動物愛護発展途上国になれるのか?
昨夜、疥癬猫さん達の視察に行って来ました。団地の中の一角です。レボリューションの子猫用6本と痩せ細った子がいると聞いていたので、エサを沢山持って行きました。団地に着くとすぐに駐車している車の下に、猫2匹を発見。その子達は、見た目は健康そうでしたけど。。。そこから少しだけ離れた住宅街に、疥癬の子が1匹。かなり状態の悪そうな子で、しかも老猫っぽい。エサでつれば近寄ってくる感じ。保護しようと思えば出来そう。早速、メンバーに相談してみようと思います。そこから少し離れた駐輪場に、また疥癬猫が1匹。皮膚の状態はは酷いものの元気はあり、持って行ったエサもペロッと平らげていました。すごく人懐っこい子でスリスリゴロゴロ。やたら懐く猫だな~と感心していると、駐輪場の隅っこに銀のトレイに盛られたポリポリとお水、段ボールで作った小屋らしきものが置いてありました。団地の誰かが面倒みているようです。面倒みてると言っても、ただ寝床とエサをあげてるだけなんでしょうね。一目で皮膚病とわかるはずなのに、放ったらかしなんて。。。それにしても堂々と寝床とエサを置いてるなんて、すごいな~近所からクレームないのかな?駐輪場には他にも猫がウジャウジャ。7,8匹は居たと思います。疥癬の子以外は、全然触れませんでした。とにかく元気で若い個体には、レボリューションを滴下するつもりだったので、駐輪場の懐いてる疥癬の子にはレボリューションしました。獣医さんには「子猫用のレボリューションなら効果が緩やかなのでショック死などの心配はない」と言われましたが。。。やはり外猫さんへの第一回目の駆虫は、どうしようもなく心配で、きっかり3時間後に現場に安否の確認をしに戻りました。更に人に頼んで今朝と夕方も安否の確認を。どんだけ心配症やねんっ!。。。て、感じですが(汗)レボリューションした子も元気そうなので、安心しました。やれやれ。これからどうするかな~お世話してる人とコンタクトとれたらいいけど。治療も兼ねて、何度か訪ねてみようと思います。今朝、見たニュースに「!」でした。スペインの国技である闘牛が『動物愛護』の観点から、一部の地域で廃止になる法案が可決されたそうです。スペインと言えば闘牛、闘牛と言えばスペイン。。。そう言っても過言ではないのに。その闘牛が廃止に!「動物を剣で刺し殺す」と言うのが、世界的に動物愛護観が高まる傾向に反していると市民からの声が大きくなり、法案の可決に至ったようです。Un espa?ol es espl?ndido!!!(素晴らしいぞスペイン人!!!)そりゃ~サッカーも優勝するわ(^^人)まったく道楽で動物を殺すなんて言語道断です。そういいう意味では、闘犬や闘鶏なんかも大嫌いです。幼い頃、父親の実家の高知県で闘犬を見に連れて行かれました。私が『動物好き』だからと、祖父が段取りしてくれたのですが。。。動物好きに闘犬っていう発想が、どうかと思うけど。。。とにかく祖父に言われるがままに見に行ったんです。それはそれは悲惨な光景でした。。。。闘犬に意味なんてあるんでしょうか?ある訳ないだろーが!血だらけになりながら闘う犬達を見て、ただただ悲しくて泣き過ぎてゲーゲー吐いたのを覚えています。その時も今も、同じ事を思うんですが。。。そんなに闘うのが好きなら「犬同士じゃなくて持ち主のオッサン同士が闘えばいいやんか!」それに尽きます。本当に。勝った犬の持ち主が「手塩にかけた犬」だとかなんとかゴチャゴチャ言ってたのも思い出すだけでウザくて仕方ない。それに闘犬を育てるにあたり、『噛ませ犬』という犬も存在します。試合を控えた闘犬に自信をつける為、口輪をつけられ反撃できない犬と闘わせるのです。もちろん口輪をつけられた犬は一方的に噛まれるだけ。酷い場合は、噛み殺されてしまいます。ちなみに闘犬行為は、すでにアメリカでは全ての州で違法行為として禁止されています。法に反した場合は、アニマルポリスに連行され刑罰を受ける事になります。アニマルポリスもなく、闘犬が堂々と行われている日本。果たして、日本は、動物愛護後進国から動物愛護発展途上国になれるのでしょうか?※「後進国」と言う言葉は後ろへ進んで行くことを意味し、益々悪くなって行く国を指します。これから発展して行く国であることを「発展途上国」と言うそうです。にほんブログ村--------------------------------映画「犬と猫と人間と」DVDを販売しています。税込み取扱価格3,000円(税込価格3990円の約25%OFF)送料別(メール便可)、先払い。メールフォームにてお申し込みください。お支払い方法をお知らせします。販売利益の一部は、活動費に充当させていただきますのでよろしくお願いいたします。おかげさまで完売しました。2本しかなかったけど(笑)再入荷する場合もありますので、またお知らせ致します。なので購入希望者の方は、引き続きご連絡下さい。初島の猫達を助けて下さい!