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テーマ:トリノ オリンピック(362)
カテゴリ:見るだけスポーツ
すったもんだのオリンピックも今日で終わり。気分的にはフィギアのエキシビションが終わった昨日の時点でもう閉会しているような感じだが^^;
エキシビションで際立って輝いていたのはなんといっても男子1位のプルシェンコ。遡れば前回オリンピック以来ほとんど彼のスケーティングを見る機会がなく、今大会も結局男子フィギアはほとんどみられなかったが(昨日やっと再放送で上位数名のフリー演技だけ見た)いや、やはり奴は凄い!!スケートの次元が違う。プログラム中4回転単体でさえ満足に跳べない高橋が入賞するような男子トップスケーターのレベルをあざ笑うかのごとく彼が毎回決める4-3-2回転のコンビネーション。常識的に考えれば”スケート靴に仕込みがあるのでは”と疑りたくもなるような高次元のジャンプだ。おまけにエキシビションで世界的バイオリニストの生演奏に合わせて彼が見せたキレのよいステップには鳥肌が立った。いやぁ、もうあれを見てしまうと他のスケーターが皆木偶の坊に見える(笑)構成上当然のこととはいえば彼をラストスケーターに配したのは全く以って正しい判断だったと思う。 四年前は実力の拮抗した好敵手ヤグディンを意識したのかどうか、とにかく”落ち着きがなさすぎる!”と思ったほど、リンク上で軽業師のごとくせわしく動き回っていたプルシェンコだったけれど、採点方法も変わり好敵手の影も形もない今回は、以前よりは落ち着いたプログラム構成になっていたように感じる(笑)。 念願の金メダルを土産に即プロ転向を表明するかと思えば、どうやら彼はバンクーバーにも色気を見せているらしい。金より名誉か。そういう選択もいいかもしれん。あの男なら4年後も金、という離れわざをやらかす気もして少し楽しみである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.26 12:47:08
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