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2007.03.03
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テーマ:ペットの死(565)
カテゴリ:いぬ・ねこ
3月1日。
実家に託していたワンコ、克哉が亡くなりました。
15歳でした。

アタシのワガママを押し通し、無理矢理うちに連れてきたワンコ。
なのに震災後、両親の引越しに伴い、アタシも独立。
犬を飼えるような住居ではなかったので、実家に託す事に。

以来、すっかり父の相棒となっていました。
その溺愛ぶりは、孫に対する以上のもの。


その父が、実は1~2年程前から病気を患っていて、
検査入院も含め、入退院を繰り返していました。
普段は、普通に仕事もしてるんですけどね。

そしてこの1月。
また大きな手術と、長めの入院。

3週間の入院予定が、病状が思わしくなく入院が延びそうかな…という頃、
克が、父と同じ病気だと判明しました。

あぁ本当に、父と一心同体なんだね。
って、哀しいながらに母と話していました。

犬の15歳と言えば、かなりの高齢。
昨年末には、急にひきつけを起こすようなコトもあったらしく、手術は無理。
神様のご意志に任せ、対処療法は施さない選択をしました。

そして、父がそろそろ退院できそうかな…という話が出た頃。
克の容態は急変し、何も食べられず、
ほとんど起き上がる事もできなくなっていきました。

日に日に容態は悪くなり、夜中も鳴き続けるほど、辛かったようです。
延命治療は、辛さを長引かせるだけ。
それならばいっそ、早く楽にならせてあげた方が…。
それでも、あの子は頑張っていました。

そう。
それはまるで、父の帰りを待っているかのように。

3月1日の朝、息を引き取りました。
父が退院する日でした。

ほんの数時間、父は間に合わなかったんです。
でもきっと、あの子は父が家に帰ってくる事をわかって、
安心して逝ったんだと思います。

克が、父の身代わりになったんじゃないか、という気さえしています。



昨日、父と2人で動物霊園へ、克を連れて行きました。
さすがの父も、相当に堪えているようでした。


アタシ。
多少の辛い事があったって、ご飯も食べられるし、寝られます。
現実には、普段以上にこなさないといけない事が山積みで、
仕事も、プライベートも、ものっすごい気を張ってる状態です。
でも、
ふと気を抜くと、勝手にボロボロ涙が溢れてきます。

アタシなんか、夫に気を遣うため、滅多に実家には行かないもんで、
結婚してからは、克と顔を合わせるのも年に数回あるかないか。でした。

アタシなんかが、そんななのに。

あの子の存在は、なんて大きかったんだろう。



父が、白装束に書いたメッセージは、
「長いことありがとう」
でした。


       克くん。たくさんの幸せをありがとう。





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Last updated  2007.03.03 16:15:43
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