踊猫♪の縄張り

今日は休日。幸い天気も良く、買い物がてら散歩。
お日様ポカポカいい気持ち♪

こういう休みのときでも気になるのが職場の仲間の事。
（踊猫♪は某社のデジカメの製作現場にいる）
職場には色んな事情を抱えた人が集まっている。
踊猫♪みたいに、自分で自分を食わせりゃいい奴は
お気楽な部類に入る。

家に相当の仕送りをしなきゃならない人、
支払が相当残っている人。家のローンとか･･･。
請負会社の、彼らの地元の営業所で稼げると提示された額と、
実際稼げそうな額に大きな違いがあって、何人もの
人間が辞める算段をしているらしい。

まだまだ人手が足りなく、ある工程では、まだ担当者が
決まってなかったり･･･。キチンと仕事できる人間は
本社の人間も喉から手が出るほど欲しいと見た。

なにしろ、新製品。
社運を賭けている･･･のかはどうか分からないが
（まぁ、どの製品にも社運が賭かっているには違いない）
ド素人集めて製作して、市場に流そうとはいい度胸だと
思う。ろくすっぽ研修もしてないのにね。

今回辞めようと算段している何人もの仲間は、仕事で
結果を出せる連中だ。ゴソッと辞めたらどうなるんだろう。
多分一回目の給料が出たら辞めるんじゃないかな･･･。
今のままじゃ、クニに帰る費用がない人もいるだろうから。

ようやくラインが稼動しようとしている。
本社はベテランでも上げることが出来るかできないか
という台数を、我々素人を使って作ろうとしている。
一日に1,500台。一台25秒。

「俺らが作ってるんだもの、まともに動くわけね～じゃん！」
よく冗談半ばで言い合って笑うのだが･･･。
「株、下がるはずだよなぁ～～」
･･･
･･･
･･･

みんな「仕事」だから現場ではキッチリやる。
でも･･･。

「働けば働くほど生活が苦しくなる」
更衣室で聞こえてきたボヤキだと
同郷のＫ氏が言っていた。