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テーマ:暮らしを楽しむ(385056)
カテゴリ:シューズ
一橋の如水会館で会合があり、参加です。最近はカジュアルな感じで出勤しているのですが、さすがにスーツとドレスシューズで来てよかった…と思わせる会場でした。久しぶりにスーツだと仕事もシャキッとした気分で良いですねぇ。 アルマスのパンチドキャップトゥ。 一見ストレートチップぽいのですが、非常に微細な穴飾りが穿たれています。王道のデザインではありませんが、イタリア靴らしい色気がありつつ、落ち着きもある良い靴です。 入社してからずっと着ているスーツは残念ながら一着もないのですが、このシューズは入社以来、磨きつつ直しつつずっと履いてきています。 そう考えるとドレスシューズはコスパが良いですよねえ。何年も履けるので。 仕事上、あまり重要な会合ではないのですが、社として参加していることが大事な集まりでした。 おかげで気楽にむしゃむしゃ料理を食べつつ地元の長老達と談笑して解散。 80歳ぐらいの江戸っ子たちと会話できて楽しかったです。 「この会合に君ぐらいの若さで来ているんだから将来有望なんだろうねぇ」と言われて照れるような、嬉しいような気持ちを感じつつ、数年前ならそんな熱量が自分の中にあった気がするのですが、なんだか最近は停滞気味で苦笑いするだけでうまく返せませんでした。むかしの自分ならうまく返せたかなあ、なんて思うあたり、もはや老境な感じがします。最近ダニエル・キイスの『アルジャーノンに花束を』を読んでチャーリイ・ゴードンに激しく感情移入していました。笑 自分が有能だ!という自負があるときに傲慢さが共にあり、それら有能さを失いつつあるも、まだ過去の明晰さが理解できるぐらいの知能が残っている時のチャーリイの描写は読んでいて胸が苦しくなりました。読書はいいですねえ。 如水会館にあった柱時計。 わたしの手元の時計と合わせると、おそらく日差数分ズレてそうでしたが、しっかりと自身の務めを果たしている素敵な時計でした。 【中古】アルジャーノンに花束を / ダニエル・キイス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.23 16:01:51
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