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カテゴリ:中学受験
朝から、と言うか昨晩から熱が出てダウン。
ヨン様は、風呂にはいるからだって言うけれど、もしインフルエンザなら、当分熱は下がらないから、お風呂に入れなくなるじゃない。 今日はMMママと買い物の予定。 車、出してくれたら大丈夫よ~~って言ってみたが、熱があるときは寝てなきゃいけないらしい。 でも、熱があるだけで、吐き下しもないし、年末ののろまなウイルスに比べれば楽勝だ! 本当は何かしたい。 でも、生地を裁ち間違えるのもいやだし、やっぱりだるいので結局本を読みながら寝て過ごすことに・・・。 問題集にかかわらず、なんだか役に立ちそうな本はいっぱい買っている。 その中でも、おすすめなのは相良 敦子先生の本だ。 この先生、幼児教育の先生で、モンテッソーリの第一人者だ。 幼児教育に興味のある人ならば、シュナイターだの、モンテッソーリだの、七田だの一度は耳にしたことがあるだろう。 はじめてこの先生の話を聞いたとき、私はすごく感銘を受けた。 子供は、自分のしなくちゃいけないことを自分で選ぶから、お母さんはそれを手伝ってあげてください、とおっしゃった。 はさみやお箸に興味を持ったときには、それを取り上げるのではなく、上手に使える方法を考える。 子供は、順序よく並べたり、何かを決めることがすきだから、親は、それを認め、助け、待ってあげる。 なんでも、子供がある物事に対して執着する、やりたがるのを「敏感期」とよぶそうな。 簡単に言うとこんなことなんだけれど、それを心がけて育てたぴょんと、おちゃるでは、明らかに違いがある。 一人目で、蝶よ花よと育ったおちゃるはあきらかにおちゃらけているし、自分で選ばせたぴょんはゴーイングマイウエーな人生を歩んでいる。 ゴーイングマイウェーも困ったものだが、自分で選び、成功するまで繰り返し、達成感を得るこの課程をじゃまされることなく何度も経験したぴょんは「なにかをする」ことの楽しみを知っているようにみえる。 だから、多少苦手なことでも、きちんと取り組める。 それに、自分で課題を選んで取り組むわけだから、観察力に優れている。 きっと、いつも自分にできるかどうかじっと見て決めているのだろう。 さて、この先生の一番いい点だけれど、実はモンテッソーリには目玉が飛び出るほど高い教具が必用だ。 でも、家庭の工夫で何とでもなるんじゃないかとおっしゃっている。 つまり、金じゃなくて、愛情だ。 それに、モンテッソーリは元々大昔の女医さんで、そのころは手先の器用さなどが重要視されていたのだろう、たぶん。 だから、モンテッソーリ教育は「お仕事」とよばれる手先を使った作業がメインになるんだけれど、今の時代は外遊びに対する「敏感期」も大事にしなきゃいけないとおっしゃっていた。 つまり、時代のニーズにも敏感だ。 おちゃらけたおちゃるだが、まだまだチャンスはあると思って見守っている。 ただ、小さいときにはわずかな時間で身に付くことが、おおきくなるとその数倍時間をかけなきゃいけなくなるだけだ。 相良先生はたくさん本を出していらっしゃるけれど、中でも、「ママ、一人でするのを手伝ってね!」と「幼児期には2度チャンスがある」はおすすめだ。 もし、小さいお子さんがいらっしゃるのならば、是非読んでみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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