|
カテゴリ:中学受験
今ママは、一歳児に普通食のメニューを考える親のようだ。
だんだん自我の出てくる一歳児、すきな物はすきだけど、嫌いな物はキライなの。 でもこれを母は許さない「お残しはゆるしまへん!」忍たまの食堂のおばちゃんだ。 そんな母の空気を敏感に察して、食べ物の好き嫌いを言わない子に育った。 だから、ぴょんのお弁当の日、先生に 「ピーマンの肉詰めと、ゴーヤと、チーズだなんて、ぴょん君の嫌いな物ばかり詰めちゃかわいそうです。今日のお残しはお母さんの責任ですから!」 と言われたとき、はじめて息子の好き嫌いを知った。 食べてたじゃん・・・家じゃ・・。 そんな調子で進んできた子育てだが、勉強の好き嫌いまでは阻止できなかった。 数ある問題集のなかから、単位の問題を探すママ。 気がつけば、もうお昼を過ぎている。 上沼~子のおしゃべりクッキング~♪ おいしそ~な物を作る番組は結構すきだ。 「今日はセロリのポタージュです」 「セロリって、嫌いな人、多いですよね。」 「嫌いな物があるのはいいことですよ。好き嫌いって言うでしょ。嫌いな物があるってことは、すきなものをおいしく食べられるってことですから。」 そうか!?そいうなのか!? なんだか目の前に光が差し込んだような気がした。 晴れ間がのぞいただけだけど。 嫌いな物があるから、すきな物がいっそう際だつのよ! 単位換算が何よっ、少数が何よっ!! ぜんぜんわかってないわけじゃなし。 嫌いな物でも、残さず食べられればオッケーなのよ。 すきになっていただこうなんて思うから思い悩むのよ。 すきなことがすきっと思えるためには、多少の嫌いなことも必要悪よ!! ああ、すっきり。 だいたい、来週に自宅ショップを控える身としては多忙を極めなければいけない時期。 おちゃるも大事だが、お客様も大事。 仕事しなきゃ。 そして夜。 多少のことは目をつぶることにして、機嫌良く進めることに重点を置く。 嫌いな物はキライ。仕方ないじゃない。 天使憑きのママがそこにはいた。 そして・・・ 問題集を抱えた悪魔憑きになるまで 三分かからなかった やっぱり、好き嫌いは許せない・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[中学受験] カテゴリの最新記事
|