カテゴリ:自作小説
昨夜は、月9の新ドラマ「ファースト・キス」見ました~!
感想: うんうん、なかなか面白かったです! 死んでしまかもしれない妹の為に、ステキな恋をさせてやりたい兄。 それも、ルックスだけイイ情けな系。伊藤英明くん! いいじゃ~ん!あんな優しい兄欲しいですよ~! うちもモテ系(だった…かな?)な兄がいますが、あんな感じの関係じゃないです。 兄は、多分、あんな優しくてカッコいい、兄か姉が欲しかったと思います。 ごめんね、兄~、 このドラマの妹くらい、生意気で可愛気ない妹で! そんなこと思いました~。 結構、ジンときます。こんな話なのに、全く暗い感じを与えない! テンポいいし、笑えるし、 妹真央ちゃんがカワイイし、子悪魔的!セリフも気が利いている。 もしかして死んじゃうなら、いい人よりも意地悪で嫌なヤツの方が、 人の心に残るから、いい人しないの。 そんなようなセリフ、言ってました。 私も、いい人やめようかな~。 脚本家が、「きらきらひかる」「ギフト」「タブロイド」等を書いてたようなので、期待大です! 曲も織田和正さんの声が、何だかジンと来ました~。 期待度評価(5段階) ええと、ここからは、昨日のエステ体験を書きます。 自転車をこいで、到着したのは、ヨガのリーダーさんをやってる方のお宅。 広いエントランスに吹き抜け、大きなガラス窓からは、小さな水の流れが。 そして、エレベーターが3台 ちょっとしたホテルのようです。 で、中に入ると、リーダーさんのお友達で、 占い師で、舞台女優さんでもある、モイラ先生とおっしゃる美女が待機。 和室には布団が敷いてある。 お話をちょっとして、 私は、子供がプールで使うような、バスタオルにボタンがついたものを、 パンツ一枚になって上に着ました! (ああ、恥ずかしい~!) その姿はまるで、 てるてる坊主!!! 「ハッシーさん、手は上から出していいのよ~。」 「は、はい!」 もう、気分は、 年上美人の人妻の家に来てしまった、男性のようです。 で、私は布団の上に寝転がり、 BGMにはリラックス系の曲が流れる…。 先生の指か手が私の背骨をローラーのようになぞります。 この圧力がまた気持ちいい! で、私の背中にアロマオイルなるものを、ペタペタと。 かなり、マイナーな話ですが、少年サンデーでやってた、「焼きたてジャパン」 って、知ってますか? アニメもやってたんだけど。(コリラックと見てた。) この主人公のパン職人が、「太陽の手」なる、 パンを美味しくする温かい手を持ってるんですが、 (おおっ!これはもしや、「太陽の手」ってやつでは?) って、感じの手を持ってました~!(ある意味、ゴッドハンド?) 先生の手が温かくて、気持ち良く、私の背中をコネコネしていきます。 そうしてパン生地になること1時間ほど。 終了~。 は~、気持ち良かったわぁ~! でも、 でもね! その後の保護者会、 2時間もやりましたからっ!!! も~、勘弁して下さいよ!な夕食~ ポケモンカードゲームで遊ぶコリラック~ ------------------- 「アイツとオレ19」 <前回までのお話> 大学に行くようになったオレ(赤木)は、 大学登校に助けてくれたアイツ(青山:アオヤン)と親しくなっていった。 オレはバイトでいっしょのサキのことが気になるが、サキには彼氏がいる。 オレはサキに告白したけど、サキがオレのところに来ることはなかった。 クリスマスライヴが始まり、その会場にサキをみつける。 (詳しくは、カテゴリ(アイツと…)でどうぞ!) 暗い会場の中、 一瞬、サキと目が合った気がした。 視線をすぐに下に逸らして、深く息を吸い込み、 一気に曲紹介をして、トモヤに目線を移す。 ドラムのスティックがリズムを刻み、曲が始まる。 オレだけのライヴじゃないんだ。 落ち着け…。 深く吸った息を吐いて、大きく声を出す。 良かった。 オレは大丈夫だ! 歌いながら、会場を確認して行く。 やっぱりサキがいる。 なんで? でも、オレは歌うことに集中した。 子供の頃に、母親が授業参観に来たのを、みつけた感覚に似てる。 照れ臭くて、でも、いいとこ見せたいような…。 シュウと絡む。声を重ねる。 上手くいった嬉しさが、お互いの目と表情でわかる。 オレは観客に声をかけ、山場でいっしょにフリを参加できるようにする。 みんなが立ち上がって、オレの合図で隣の人間と手を叩く。 この一体感がライヴは好きだ! みんなの楽しむ笑顔。 このノリが好きで、オレはバンドを続けてるんだ。 今日は、声が伸びる。 すっげー、気持ちいい! 終わった後は、満足感でいっぱいになり、 シュウやみんなと、手を叩いたり、こづきあって喜んだ。 「オマエ、今日、すげぇ声出てたよ。やっぱ本番つえぇな!」 キーボードのウエちゃんが笑顔でオレの肩を叩く。 「ウエちゃんもすげーバッチリだった! 今日は、マジで、すげぇ満足だよ!またやろうな!」 オレは、チラッと、サキのいるテーブルを見る。 サキがこっちを見ていた気がしたけど、 次のバンドが始まる前で、 暗くてよくわからなかった。 とりあえず、片付け。 アオヤンたちのテーブルに行き、これからどうするのか聞きに言ったら、 適当に近くで飲んでから帰るらしい。 バイトのフリーターが声をかけに来てくれた。 こっちも、近くで飲んで行くらしい。 飲み屋の名前を言って去って行った。 オレは、ライヴの打ち上げに行く。 でも、気持ちは、サキのことばかり考えていた。 「ごめん、まだいるよな? ちょっと、来てくれたやつらが近くで飲んでるから、顔だけ出してくるわ。」 フリーターの言っていた、店に走る。 「あ!来てくれたんだ?」 「お疲れ~!」 アネゴやフリーターがイイ気持ちに酔っ払っている。 「ゴメン、顔だけ出しに来た。オレすぐに戻らなきゃいけないんだけど。」 「いーよ!いーよ!一杯だけ飲んできな~!」 フリーターが、店員からコップをもらい、ピッチャーからビールをついでくれる。 それをグッと飲む。 サキは、奥の方に座っている。 声をかけられるような距離でもない。 みんなが、オレのことや、ライヴのことを褒めてくれて、こづいた。 すごい嬉しくて、 オレは、みんなに礼を言う。 「ごめん、んじゃ戻るわ。」 「あ!赤木さ、初日の出、みんなで見にいかねぇ?」 ヤスさんが声をかけてきた。 「あ、いいっすね!ぜひ!」 「じゃあ、このメンバーで行くからさ。また連絡するわ!」 オレは頷き、ビールを飲んで行こうとした。 「ねぇ!今赤木くん戻るなら、サキちゃん駅まで送ってってくんない?」 真っ赤な顔したアネゴが言った。 え? 「大丈夫よ、一人で大丈夫だから。」 「そうなの?でも、また迷うんじゃない? ごめん、赤木くん、サキちゃん、寮の門限があるのよ。迷うとマズいから~」 オレはビールを飲み干した。 「いいですよ。」 サキが出てくるまで、店の外で待つ。 アイツ…寮だったんだ。 オレはサキのこと、何にも知らないんだな。と思った。 サキが出てきたので、オレは歩き出した。 サキがついてくる。 どうしよう。 何か聞いた方がいいんだろうか? でも、オレの頭は、何を言えばいいか、全く浮かばなかった。 早く、何か言わないと、駅に着いてしまうのに…。 「待って、赤木くん、歩くの早い!」 サキがオレの腕を引っ張った。 「あ…、ごめん。」 「もう…、急いでるなら、ここで戻っていいよ。帰れるから。 避けてるみたいだし…」 「…違う。違うって。 それに避けてるのはオマエだろ? ただ、ちょっと…、何言っていいか、わからなかったから。」 「…」 「何で来たんだよ。オレ…、誤解するだろ。」 「…」 「何で、何も言わないんだよ?」 「…だって、アンタが悪いんだもん。」 「は?何でオレが悪いんだよ?」 「もう!赤木くんがあんなことするから、悪いんじゃない!」 オレは、いきなりのサキの剣幕にたじろいだ。 何だよ、怒ってるのを文句言いに来たのかよ? 「ごめん、…悪かったよ。」 サキは目を逸らす。 「そうだよ。 …お陰で、私、頭の中、赤木くんのことでいっぱいになっちゃって。 赤木くんのことばっか、考えるようになっちゃって…。」 え? オレは、サキをジッと見る。 「別れた。 もう、サイテーでしょ? 私なんて、すごいサイテー!」 サキはうつむいたままだった。 が、 いきなり、オレをまっすぐにニラミつけた。 「でも、ちゃんと言うよ? 赤木くんが好き。すごい好き! どうしてくれんの? もう、アレで気が済んだとか、言わないでよね!」 オレは呆然としていた。 頭の中が真っ白になったけど、 思いきりサキを抱き締めたことだけは覚えている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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