|
カテゴリ:絵本・本の紹介
とっても可愛くて優しくて、 素敵なお話です。 お姉ちゃんになった なっちゃん は、 これまでママにしてもらっていた色々なことを 自分でできるようにやってみます。 やってはみるのですが、なっちゃん自身も まだ小さいので上手にはできません。 でも、少しくらい失敗したっていいんです。 “ちょっとだけ” でも、がんばってみる ところがいいんですよね。 ここでまず感動したのは、なっちゃんの思いやりの心。 ママは、「今忙しいから、ちょっと待ってね。」 というようなことは一言も言っていません。 なっちゃんは、お願いしてみたけどダメだったから 自分でやってみたのではないんです。 赤ちゃんのお世話で忙しそうなママを見て 大変そうだと思ったから自分でやろうとしたんですね。 とても優しくて思いやりのある子だなと思いました。 でも、それだけではありませんでした。 最後の最後で、ママのことばにもっと感動してしまった! ママはきっと、なっちゃんが頑張っているのを 全部見てくれていたんでしょうね。 お話の中でママがしゃべったのは 最後のこのことばだけなんですが、 なっちゃんの優しさはママ譲りだったんだ! と思えるような、愛情たっぷりの素敵な一言でした。 (私もこんな優しいママになりたいなぁ。。) 時々このママの真似をして 同じように子供たちに言ってみると、 ちょっと恥ずかしそうに でもとーっても嬉しそうに 「いいよ!」 と言ってくれます^^ ここではあえてママのことばは書きません。 絵も可愛らしく、色使いもきれいで 絵本全体から優しい雰囲気が伝わる一冊です。 ぜひぜひ一度読んでみてくださいね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月07日 23時10分48秒
コメント(0) | コメントを書く
[絵本・本の紹介] カテゴリの最新記事
|