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2006年07月10日
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 私が05年7月22日から受けているホルモン治療の薬は2種類。ホチキスみたいな「ばっちん!」て音を立ててお腹に注射する(薬はシャーペンの芯みたいなもんらしい。これが少しずつ溶けて作用するんですね)「ゾラデックス」これが2年、毎朝飲む薬「ノルバデックスD」が5年。ああ、書いてて気が遠くなって来た。超・長い時間!この2つの薬は生理を止めて女性ホルモンの働きを鈍くするもの。これを使うと、女性ホルモンの影響を受けやすいタイプの私の癌~散った細胞が残ってたと仮定して~は育たないので再発を防げるという算段なワケです。あ、ホルモン療法が効かないタイプの癌持ちは先に申し上げた通りここで一応お役御免となりますが、それは「凶暴度が低い」ことでもあるものの「打つ手がここまでしかない」ので、それもそれでどこか安心できないんですよねー。いずれにせよ時々検査&診察は受けなきゃなんないし。
 で、話を戻しまして「ホルモン療法」副作用ですが:平たく言えば、女性ホルモンの分泌を抑制するんで、うそっこ更年期障害になります。大抵の場合生理は止まります(って、私は化学療法の時から止まりっぱなしだったので「ああそう」としか思いませんでした)。で、服薬期間終了後、データにもよりますが約半数がその後生理戻ってこないというデータを見かけました。副作用はどっちかというとゾラの方が強いかも(これはインターネットで調べて得た感触なので実態は謎ですが。ゾラデックスには、それまで飲み続けていた別の薬の副作用をキツくする働きもある模様)
「うそっこ更年期障害」として、私がまずヤられたのは感染症=膀胱炎で、盆の真っ最中におかしくなったのでかなり本気でめそめそしました。で、やっと見つけた、開いていた泌尿器科医院(ということにはなってるが)の先生は実はそっち専門医ではなく(ホントーは皮膚科医らしい。泌尿器科はダーリンかお父っつぁんの領分なのを代役で診てたの!)かなりいいかげんな診察されまして…結局、その後「ナカもかゆいような気がする」と行ったいつもの婦人科でちゃんと薬を貰い検査もしたという。
 並行して来たのが関節痛と足のむくみ。これはずーっとそのまんまですがそのうち慣れます(泣)。私の場合は手首・足首から先がびんびん痛いんですよう。特に起き抜けに。尤も、この副作用の出方はホントーに人それぞれで、割れるような頭痛がして寝込む人(私も時々頭痛は来ました)、関節痛が顎に来てモノが食べられなくなり10kg痩せた人(webで見かけた話。この方は薬替えてもらったそうです…消化器系の病気でもないのに食べられないのは流石にツラい)、膀胱炎を延々繰り返す人と様々なんですよ。あと、夏場スタートなんでホットフラッシュ(火照り)もちょっと辛かった。ただし、私の場合は顔までかーッと来たのは最初の内だけで、あとは主に手足。冬は手袋要らずでらくちんですがほぼ全シーズン裸足生活になってしまいました。
 それから:先にも書いた、膀胱炎の時にも助けてもらったかかりつけ婦人科医のところに子宮癌検診に行ったら、更年期によくみられる症状「白色上皮」というのができてまして、これは出産で膣方面にめくれあがっちゃった子宮口を元に戻そうとする(更年期頃に戻ってくるんです)段階で出る一種のバグなんですが…バグである以上当然癌化する危険性があるということで、そこの部分の組織検査受ける羽目になりました。結果はグレー(5段階の2だけどやや異形性があるので時期を置いて再検査したほうがいいということ)。4か月後にIUD入れに行った時も組織検査しましたが、結果は同じ。また行くんか…ま、2回目の時は「白色上皮」の面積少なくなってて、次は半年後で大丈夫って言われましたけど。
 そうそう、前書いた通り、太っちゃいけないってクギ刺されてるんですけど、弱ったこともあって出歩くのがしんどくなり、結果、1年弱で妊婦の頃の体重レベルに。元々の体重にプラス3~4kgが上限って言われてるんですが、そんなもんとっくに超えてます。ホルモン療法が一段付くまでに臨月の体重を突破してしまったらどうしようというのが目下の悩みです。…既に(ここだけの話)ダンナより重いんです。…

 私の場合一番問題になったのは精神面ダメージ(鬱/衝動買い)の劇症化。鬱の病状自体はそんなにハゲしく進んでないはずなんですが、体力が落ちた為に「精神的にはもはやここまで」ラインががくっと下がってしまい、月1回号泣してたのが4回以上に増えたと思って下さればいいかと。子供達は週末は力いっぱい甘えてきますから数時間でへとへとになるんです。 で、一度メインで飲む薬をそれまでの「ルボックス」から「パキシル」というのに変えてもらったら、最低限の量なのに頭は痛い吐き気はする午前中やたら眠くて夜中寝られない中耳炎なんじゃないかと思うくらい耳鳴りがするという有様で10日でギブアップ。結局、この「パキシル副作用」耳鳴りだけが残り、ツラくなると有無を言わさず眠くなるというおまけまでついてくるようになりましたが、昼間寝ると何も出来ないので、午前中寝るヘンな人に…。そんな時期に卒園&ご入学するなよ>長女。前の年にやられるよりはマシだけどさあ。うをー、もう限界。誰か助けてー!

そうそう:ホルモン療法の薬の副作用が収まってくる(だいたい副作用でドタバタするのは半年くらいまで)頃にはしっかり効き目が全身に染み渡り、「女人としての業(ごう)・返上状態」になってました。さんっざん何十年も振り回されたのに一体これは何?て感じです。何しろしっかりヤクが回っちゃって、ホルモン療法開始半年後に超音波検査で見た私の子宮は生理の時みたいにちぢこまってたのよー。これがヘタするとノルバデックスを飲み終わる2010年まで続くんですからどうしましょう。せめてゾラデックスの投与が終わったら少しは改善されて欲しいです。はぁぁぁぁ。
*えっと、1年後の今は微妙に復活。でもやっぱり生理は来ません(来ちゃ困るってばさ)。





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最終更新日  2006年07月10日 22時10分09秒
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