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2016.04.11
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カテゴリ:映画(さ)

今回の一言
見所はズバリ!!レクター博士vs熊さん!

1997 アメリカ
スリラー、ドラマ

監督
リー・タマホリ
Cast
アンソニー・ホプキンス
アレック・ボールドウィン
エル・マクファーソン
ハロルド・ペリノー・Jr

ストーリー
大富豪のチャールズ・モースはある日、妻でモデルのミッキー、彼女の専属カメラマンのボブ、アシスタントのスティーヴ、そして数人のモデル達とアラスカ旅行へと出掛ける。
チャールズは休暇だったが、ミッキー達は撮影の為だった。
それでも多忙のチャールズが旅行に着いて行くのはとても珍しい事で、ミッキーはとても喜んでいた。
その日の夜、山小屋で1泊するとサプライズで皆がチャールズの誕生日を祝ってくれた。
ミッキーは懐中時計をプレゼントし、そこには「最愛の夫へ 誕生日を祝し 世界一幸運な女より」とあった。
幸せな風景に見えたが、実はチャールズはミッキーとボブの仲を疑っていた。
翌日、モデルの1人が風邪に倒れ、ボブは山小屋から130km離れた山小屋に住むという現地人のジャックを代役にしようと考える。
ボブ、スティーヴ、そしてチャールズは自家用セスナで130km離れたジャックの元へ向かうが、その途中、2人の仲を疑っていたチャールズはボブにある質問を投げかけた。
「どうやって私を殺す?」と...。





感想
(ネタバレします)
今回の一言を冷静に振り返ってみると、もしも戦うのがチャールズvs熊さんではなく、レクター博士vs熊さんだったら、レクター博士はチャールズよりも冷酷に淡々と熊さんを殺してしまいそうなので、今回の一言ミスったかも?笑
いずれにしてもそーゆー意味じゃなくてアンソニー・ホプキンスの代名詞という意味なだけなので、あまり深く考えないでほしいです。笑

アンソニー・ホプキンスが選びそうにないB級映画だなと思ったんですが、彼の高い演技力がなかなか作品を面白くしていたなと感じました。
もしも彼じゃなかったらもっと駄作の完全B級映画になっただろうと感じます。

見所は熊さんとの対決ですね。
熊さんの目が意外と優しくて、もうちょっと冷酷な瞳でいて欲しかった気はしますがなかなか迫力ありました。
急な山肌を降りてくるのか?来ないのか?のシーンではまるでソリの様にザザーッと滑り降りてくる熊さんも案外可愛かったりして、結局けっこー可愛い熊さんだったんですけど、やっぱりあんなに準備してても腕の一振りで人間なんぞ吹っ飛ばされてしまう辺りもリアルで良かったです。

しかしツッコミどころも多いです。
そもそも渡り鳥の季節と冒頭で言ってましたから、秋かと思うんですが、真冬の極寒地みたいなシーンもあれば初夏みたいなシーンもあります。
標高なんかでかなり寒暖差がありそうな場所ですけど、それにしても随分と山の様子が違うので謎です。
リアルに初夏~冬に撮影した感じです。
もうちょっとうまいことならなかったのかな?

それに毛皮や爪の首飾りを作るシーンもけっこー謎で、毛皮ってそんな簡単に作れるものなのかな?と思います。
血肉のついた皮を洗ったり乾燥させたりしなきゃいけないのでは?
そもそもあんなでっかい生き物どーやってさばいたのか?と。
ポッケにしまえる様なナイフで出来るとはちょっと思えませんね。笑

そしてボブとの関係性なんですが、ボブは別に冷酷な人殺しでもなければ嫌な奴でもありません。
なのに彼がチャールズを殺そうとしてるなんてなぜ思ったんでしょうかね?
確かに金持ちってのは作中で語られてる通りに大変なんだと思いますが、もしも心の奥底で「チャールズさえ居なければ」と思っていたとしても「殺そう」なんて普通の人は考えませんよね。
サバイバルに銃、そして山中に2人きり。
条件は揃いました。
初めて殺せるチャンスですが、もしも「どうやって私を殺す?」と聞いていなければ、ボブは同じ行動を取ったのでしょうかね?
チャールズが彼の心の奥底の願望に揺さぶりをかけたとも言えます。

逆に「どうやって私を殺す?」と聞いたからこそ、ボブの良心に訴えかけてたとも言えるかもしれませんね。
もしもその発言をせずにこの状況下に陥ったなら、チャールズの気持ちなど気にせずボブは迷わず後ろからズドンといけたかもしれません。
この微妙な関係性が案外面白かったです。

しかし大自然サバイバルとこの三角関係のミックス具合はあまり良かったとは思えません。
自分を殺すかも知れない男とこいつさえ居なければと考える男のサバイバルとしては、疑問に感じるシーンが多いです。
サバイバルと共に変化していく心理描写があまり伝わらず、ただ悶々とした微妙な関係性の中突然現れたチャンス!からのハプニング!そしてラストシーンへ...って感じです。

そしてラストシーン「人は皆、試練に出会う。」というくだりですが、彼らにとっての試練がなんだったのか?と感じます。
チャールズはきっと2人を許したのだと思いそれが彼の試練だったのだと思いますが、(生まれ変わるって言ってたので、この先何事もなかったかの様に元通りに生きるとは思えませんね)ではボブはどうかと言われると微妙です。
ボブが撃ったか撃たなかったかはあれでは分からないです。
そしてミッキーの試練はむしろここからが始まりとも言えます。
それにそこが試練だとしたらこのサバイバルは一体なんだったのか?と思ってしまいます。
約2時間永遠サバイバルやっといて、最終的にはサバイバル関係ねーってなっちゃいます。笑

そんなわけでツッコミどころも多いし、もしもアンソニー・ホプキンスじゃなかったらすごい駄作だっただろう事を考えると、かなり評価の高い作品です。
アンソニー・ホプキンス好きには十分にオススメ出来る作品です。

my評価6点(10点満点中)





概要
ニュージーランド人先住民族マオリ族の血を引くリー・タマホリ監督作品。
作中に登場する熊はほとんどのシーンでCGや機械ではなく本物の熊を使っている。
熊役はアニマルタレントとして名優と名高いアラスカヒグマのバート君。
バート君は数々の作品に出演しており「クラン・オブ・ザ・ケイブ・ベア」「ザ・ジャイアント・サンダー・マウンテン」「子熊物語」「ホワイト・ファング」「沈黙の要塞」「12モンキーズ」などに出演していた。
アンソニー・ホプキンスとは「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い」以来、2度目の共演となった。
バート君は2000年に癌で亡くなっている。


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Last updated  2016.04.11 12:42:51
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