全国各地で、郊外大型店をはじめ、郊外に多くの新しい商店ができる一方で、その郊外地域に昔から地元に馴染みのある名店の多くが消えていっているのです。
最近、ネット未来の自宅から車で10分位の近い所にある、地元のショッピングモールが今年晩春に閉店されることが発表されました。
25年前地元の商店街が寄り集まって、1階2階部分が40店以上からからなる売り場と3階部分が事務所の大きなショッピングモールが開店しました。
1980年代地元ショッピングモールは、都市郊外としてアパートや住宅が次々と建設されるなどベッドタウン化したこともあり売上が急増して繁盛しました。
しかし数年前から、全国チェーン店のコンビニ・大型格安量販店・100円ショップ・市場直通店・大型ドラッグストア・格安衣料店などが次々と建設され、
さらに、2年前の初夏、さらに車で10分位の場所に郊外大型店が開店して、地元ショッピングモールの前も含め、ネット未来の自宅付近まで、郊外大型店への買い物客の車で渋滞するようになると、売上が激減してピーク時の半分以下になり、5店舗撤退して、空きスペースも広くなりました。
それに対して、郊外大型店の宣伝広告よりも安い価格にするなど、何とか常連客を取り戻そうと最大限努力したようですが、とうとう経営再建断念したようです。
でも、情報処理サービス会社等IT関連企業と業務提携して全国情報流通ネットワークを強化した店内事務のOA化とハイテク化が進んだ巨大資本の郊外大型店や全国チェーン店と、地元の中小商店の寄り集まりの商店街と比較すると、どうしても郊外大型店等の方が、強い競争力があります。