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NHKスペシャル
「ミラクルボディ」で 陸上100m世界記録保持者のジャマイカ代表 ウサイン・ボルト選手の その速さの秘密を解明した番組があった。 しかし、 ボルトのフォームは陸上理論では考えられないものだった!! なぜ彼が速く走れているのか・・・・ それは ボルト だから としか言いようがなかった。 なぜなら、 彼は 高校生の頃から 脊柱側湾症を患って、未だに背骨がS字に曲がっているのだ!! その為に筋肉のバランスも骨盤や肩のバランスもアンバランスで、 走るフォームはキレイではない。 しかし、その身体を使いこなせる肉体に仕上げている状態がここ数年ということだろう。 元々彼は 200m の選手であった。 その実力は高校生の時から注目され、 2004年のアテネオリンピックでもメダルを獲得できる! と期待されていた。 だが、期待とは裏腹に1次予選で敗退。 その後の国際試合でも惨敗。 国民からのエールは罵倒、中傷に変わっていた・・・ 天国と地獄を味わったボルトは、引退も考えたほどだった。 だが、 復活を誓った・・・ ミルズコーチは 3年間掛けて、 その側湾症に耐えられる肉体を作る!!! と 捲土重来を誓った。 そして、北京オリンピックではその復活を証明した! それは、側湾症のお陰で 骨盤の傾きが足が地面を蹴る力を人よりも強く有利に出せる走り方となっていたというもの。 脊柱側湾症を克服するために鍛えた筋肉はマイナスを補って余りあるほどの効果をもたらしていた。 トレーナーも言っていた。 「人間は計り知れない順応性がある。だから肉体に秘められた可能性は想像を遥かに超えるもの!」 だから、 諦めずに、マイナスと思っていた欠点を克服するよう努力すると、 もしかしたらそのマイナスのおかげで秘められた可能性が引き出せることになるかも知れない! ボルトも言う 「曲がった背骨は僕に困難を与えた。 でもその背骨が僕を育て速く走れるようにしてくれた 自分の肉体に感謝し、僕はこれからもうけいれていく。 生きていれば思うようにいかないこともある。 でも立ち止まっていたらチャンピオンで居続けることは出来ない もがいて、そして前に進み続けていくんだ!」 と。 力強かったし、頼もしかった。 ロンドンオリンピックが楽しみだ。 現実を受け入れて、それを克服するために努力する。 そのためのモチベーションをしっかり持つこと。 それが、大きかったのがボルトであって、 彼が特別ではない。 あなたも、与えられた現実 置かれた現実から 眼を背けずに、その現実を受け入れ、どうしたら克服できるのか、 それを考え実践し、 欠点と思っていたことを逆に 活かして、前向きに生きていく! これが、お釈迦さま、法然上人、弁栄聖者、山本空外上人が おっしゃった生き方だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.07.31 08:16:43
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