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何事も 長所半分 短所半分 @@@@@@@ 二〇二〇年東京五輪開催が決まりました。 これからが楽しみで期待膨らむ七年ですが、良いことばかりではないかもしれません。 開催に向けて原発事故の問題、経済やインフラの問題、地震対策など課題は多いですし、 開催終了後を考えると短所もあるはずと思う方が無難です。 同じように、アベノミクスも国内外から注目と期待が集まっています。 日本経済が良くなって欲しいけれども、 裏をかえせば消費税増税や物価上昇率二%などは物の価値が上がることになり、 消費者には厳しい一面ともなります。 このようなことは、 経済だけでなく私たちに起こる出来事にも同じようなことが言えます。 良い面もあれば良くない面もあると予想しておいて対応することが、 今後の複雑な社会を上手に生きていく上で必要だと思います。 これからますますIT産業が進み、スマートフォン以上の便利なものがたくさん登場してくるでしょう。 関心の高い医療もさらに進歩してきます。 だから 「良いことばかりではないはず」と心がけておくと、 いざハプニングや予想外の事が身のまわりに起こったときに対応しやすいのです。 先日も 「健康には自信がある」と自負していた人が、定期検診でガンの宣告を受け、 希望を失って引きこもってしまわれたという話を聞きました。 自分の期待や予想通りにならないのが人生ですから、 何事も片寄った見方をせず、裏表両面あると予期しておくことが大事です。 かといってマイナス面の不安や心配に心がうばわれると、何事も楽しくありません。 基本は、 不安や心配に支配されないで、弱点やマイナス面もあるはずと気にしておく程度で、 要は人生を楽しむことです。 一般的によく読まれるお経の『般若心経』の中に「色即是空 空即是色」とあります。 意訳すると「物事は心に依る。心によって物事が決まる」となります。 物事は不偏中立でそれに何色をつけるかはあなた次第なのです。 「嬉しい、楽しい、幸せ、感謝、ありがたい、おかげさま…」の色か 「不平、不満、愚痴、泣き言、悪口、文句、恨み言葉…」の色か。 起こる事実は一つです。 それを長所とも短所とも受け取れるのが《心》です。 物事の一面だけを見て、嘆いたりせずに、 どんなことが起こってもそれをプラスに生かしてこそ、仏教が教える生き方なのです。 合掌 ナムアミダ仏 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.09.28 16:22:21
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