|
カテゴリ:カテゴリ未分類
上善如水
といえば、好きな人は新潟の美味しいお酒!というだろう。 中国の老子の言葉なのである。 「じょうぜんは水の如し」 最高の人生のあり方は、水のように生きるということ。 ぼく自身、尊敬する先輩僧侶から、 「君は“枠”を自分で作ってるな、本来“枠”なんてないのに・・・ そんな考えしてたら窮屈やろ?」 と。 確かに、ハッと気づかされた。 枠を持たないでおこうと思っていたのに、 実は自分から出る言葉に【枠】を感じさせるものがある。 水の如し・・・でない。 そんなところに、出会った言葉。 宮本武蔵の『五輪書』 のなかに、 「水の境地が重要である。 水は四角い器では四角になる。 丸い器では丸くなる。 一滴の水が海原にもなる」 そこから、 カンフーの英雄・ブルース・リーの言葉 If you put water into a cup, it become the cup. You put water into a bottle and it becomes the bottle. Be formless,shapeless,like water. コップに注げば コップの形になる 瓶に注げば 瓶の形になる 水のように 形を捨てるのだ 水のように何ものにもとらわれず、その時そのときに順応していく生き方。 自分の小さな枠を捨て、水の如く柔軟に。 仏教では、 このことを 「柔軟心」(にゅうなんしん)という。 どこにもとらわれず、心をやわらかく・・・・ そうありたい。 そうある為にも、南無阿弥陀仏・・・ 「如来の光明に遇う者は、身意柔軟」 『無量寿経』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.08.04 23:39:00
コメント(0) | コメントを書く |